初の試み。太陽系外惑星の名付け親になれるチャンス

初の試み。太陽系外惑星の名付け親になれるチャンス 1

ロマンチックですね。

惑星や小惑星の名称の取り決めを行っているパリの国際天文学連合(IAU)が、発見が相次いでいる太陽系外惑星の名称を、一般から募集すると発表しています。つまり、運が良ければ、自分が星の名付け親になれるのです。

太陽系内の天体の名称などは、研究者の間で議論の際の重要な情報となるため、IAUがまとめて決めています。一方で、太陽系外惑星の名称は、ほとんどがアルファベットと数字を組み合わせた簡素なものでした(HD 45350など)。近年「地球に似た惑星」や「生命が存在できる惑星」などの発見によって、太陽系外惑星の関心が高まってきたため、より多くの人に親しみを持ってもらおうと公募に至ったそうです。

募集対象は、2008年12月31日までに発見され、詳しいデータが調査されている305個の惑星と恒星。以下の条件に当てはまれば命名権が与えられるそうですよ。

  • プラネタリウムや科学館の団体
  • アマチュアの天文クラブ
  • オンラインの天文学プラットフォーム
  • 天文学に興味のある高校やカルチャークラブの非営利団体

応募するには専用のウェブサイトから、所属する団体名やその証明書などを登録する必要があります。ちょっと敷居が高いですが、如何せん星の名前。それなりの知識が必要なのではないでしょうか。

登録された団体は、2014年10月に惑星のリストから20〜30の命名したい惑星を選択できます。その後、以下の条件に当てはまる名称を提案するフローです。

  • 16文字以内(いずれかの言語で発音できる、1単語が好ましい)
  • 攻撃的でないもの
  • 既に存在する天文学上のいかなる名称に似ていないもの

商業的に利用されうるもの、個人や場所、イヴェント、政治、宗教活動に関わるものは対象外。なので、「ギズモード星」とかは応募できないみたい…。

名称の公募が終ると、ウェブサイトにて一般投票が行われます。そして来年8月3日〜14日にハワイで開催される、IAUの総会において最終的な名称が発表される予定ですよ。 今からでも最寄りの天文クラブに参加して星の名称を提案してみると良いかも!

「あの星はぼく(が所属している天文クラブ)が名前を付けたんだよ」って言ってみたい。

source: NameExoWorlds, IAU via 日本経済新聞

(徳永智大)