地球はもっと暑くなる? 止まらないオゾン層破壊物質の放出が明らかに

地球はもっと暑くなる? 止まらないオゾン層破壊物質の放出が明らかに 1

地球温暖化問題はどうなっていくのでしょうか?

オゾン層を破壊する物質としてモントリオール議定書で製造や使用が禁止され、すでに大気中への放出は全廃されているはずだった四塩化炭素(CCl4)。NASAの研究チームは、この化学物質が現在でも毎年3万9,000tのペースで放出されていて、オゾン層の破壊は深刻化していると報告しています。

以前はドライクリーニングや消化剤に多用されていた四塩化炭素は、モントリオール議定書の遵守により、すでに2007年~2012年に排出量ゼロを達成したとされていました。しかし、最新の調査で今なお大量に放出が継続していることが判明したのです。知られざる工業生産過程での放出か、はたまた新たな未知の放出源の存在か、いずれにせよオゾン層の破壊がおさまっていない事態に警鐘が鳴らされています。

年3万9,000tペースでの放出は、ピーク時と比較すれば30%減となってはいるそうです。とはいえ、まだまだオゾン層破壊や地球温暖化現象に歯止めがかかりそうにないのは残念ですよね。

source: NASA

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)