7年寝太郎のF-22がついに実戦デビュー。米軍がイスラム国空爆の映像公開

1機155億円の出番がやっときました!

これからの空戦の主役はこれだ!と言われて早7年(大統領2期弱)、度重なるトラブルと飛行停止命令パイロット地上スタッフも近寄りたがらないとされる世界最強性能のF22戦闘機が、22日夜、ついに初陣を飾りました。

何機出撃し何をどの武器で攻撃したのか、細かい内容は不明ですが、William C. Mayville空軍中将は記者会見で「シリア国内のISIL(イスラム国)に行った3回の波状攻撃の2回目で飛んだ」と発表しています。

また、F-22に詳しい軍事コンサルタントのRobbin Laird氏は、「F-22ラプターは主に、地対空ミサイルとシリアやイランの爆撃機から他の軍機を防衛するために使われた」と語っています。

これまで「一度も飛ばない役立たず」と笑われ、ロバート・ゲーツ元国務長官に「187機で開発停止すべきだ」と提案されてきたF-22だけに、アフガン空戦の大将は「適時適所の配備。これまでは高性能過ぎて出番がなかっただけだ」と面目躍如の様子(以上、Breaking Defenseより)。

F-22航空隊は2012年からアラブ首長国連邦(UAE)空軍基地に密かに配備されていました。もともとイラン核開発への抑止力として常駐していたものです(あれが世界最大の脅威と騒がれた当時は今思えば平和だった…)。

23日未明にかけての空爆ではシリア領空を飛び、ISISの要塞を粉々にしたようです。空爆の映像(上)についてThe Aviationistは、「合成開口レーダー(SAR)か赤外線捜索追尾装置(IRST)で撮った映像っぽい。だとすればドローンで撮った可能性も高い。ドローンが飛んだんなら、わざわざF-22出る幕もない気もするが」と分析しています。

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Image: DoD

source: Breaking Defense, D1

Andrew Tarantola - Gizmodo US[原文

(satomi)