3世代をつなぐ家族だけのSNSページ「ずっと見ていてくれたんだ」

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3世代をつなぐ家族だけのSNSページ「ずっと見ていてくれたんだ」 1

あと何回、田舎の両親に会えるのか、考えたことはありますか?

富士通が始めた「ファミリーページ」(AppStore, Google Play)は、自分と離れて暮らす両親へ孫の写真やメッセージを送るなど、デジタル上で日々の親子間コミュニケーションを楽しむことができるアプリです。写真は保存容量を気にせず何枚でも投稿することができ、しかも保存期限もないので、写真が消えて見られなくなるなんて心配もありません。利用料は無料です。

ファミリーページに投稿した写真は家族全員のスマートフォンやタブレットから見ることができるので、わざわざみんなにメールで送ったりしなくてもすぐに共有できますし、さらにらくらくスマートフォン3なら受け取った写真が自動で待受の大画面に表示されるので簡単に見ることができます。これならスマートフォンに慣れていないシニア層でも楽ちん。スマホを使った親孝行にもなりそうです。

では、実際に「ファミリーページ」を使うと、どうなるのでしょうか。

これは、ある女性の家族の物語です。

あの頃の私は、すごく泣き虫だったな

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夏になると、いつも思い出す風景がある。

抜けるような青空、綿菓子みたいな入道雲、そして蝉の鳴き声――。東京で生まれ育った私にとって、それらはまるでファンタジーの世界そのものだった。

初めて田舎の祖父の家を訪れたのは、9歳のときだ。2014年の8月、両親は仕事の都合で海外に短期赴任することになり、ちょうど夏休みに入っていた私を祖父に預けることにした。

父としては、できれば預けたくはなかったらしい。しかし、兄弟もいない私は、両親がいなくなると一人きりになってしまう。赴任先に連れていくことも考えたらしいが、その年は情勢が不安定だったこともあり断念したのだと後から聞いた。

父は私を預かってくれる施設や友人をずいぶん探したそうだが、結局見つからず、自分の両親に頼まざるをえなくなった。このときの父には祖父に頼るのを渋るある理由があったらしいのだが、このときの私はまだそれを知らなかった。

そんなわけで、これから初めて出会う「お父さんのお父さん」にドキドキしながら、9歳の私は田舎へと旅立ったのだった。

東京から5時間をかけて飛行機とバスを乗り継ぎ、父親の地元にたどり着いた私を待っていたのは、信じられないほど広い空と、澄み切った空気だった。都心のビル群に切り取られた空しか知らなかった私にとって、どこまでも続く田舎の空は衝撃的ですらあった。あまりにも雄大な景色を前に、私はバス停でしばらく立ち尽くしてしまっていた。

祖父は、私を温かく迎え入れてくれた。初めて会った"おじいちゃん"は、今にして思えば歳の割に若々しく、毎日のように畑に出ては農作業に勤しんでいた。私はそこで、お手伝いを通して初めて農業というものを体験し、自然に触れ、土に匂いがあることを知った。同い年の友人を作り、山野を駆け回り、はじめてワンピースを泥だらけにし、そして淡い初恋を体験した。2014年の夏、私はこの世界が自分の想像よりもはるかに広かったことを知ったのだった。

あまりにも楽しかった夏休みはあっという間に過ぎ去り、東京に戻る日がやってきた。すっかり祖父に懐いていた私は、迎えにきた父に「帰りたくない」と駄々をこね、100メートルは離れた隣家に聞こえんばかりの大声で泣き喚いた。あれからいくつもの印象的な夏を体験してきたけれど、あの夏の体験だけは、たぶん死ぬまで忘れないだろう。

広い世界で、私をつなげてくれたもの

夏休みが明け、そして2学期が始まった。夢のようだった日々も、時間が経てばいつかは忘れてしまうもの。記憶が薄れてしまうのが怖くて、私は夏休みの思い出を毎日のように両親に話して聞かせていた。

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そんなある日、父が私にスマートフォンを見せてくれた。画面に映っていたのは、笑顔の祖父と「元気かい?」と書かれたメッセージ。祖父から私に宛てたメッセージだった。このときの私はまだよくわかっていなかったが、このとき祖父と父が使っていたのは「ファミリーページ」という家族専用のコミュニケーションサービスだった。

「おじいちゃんに、返事を書いてみるかい?」

たぶん、そのときの私の目はキラキラと輝いていたと思う。離れてしまっても、こうして大好きな人と繋がり続けることができる。そのことが、当時の私は何よりも嬉しかった。

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それから、父のスマートフォンを借りて、何度も祖父とやりとりするようになった。ちょっとしたものでも、すぐに写真に撮って、メッセージを添えて送信する。すると、しばらくして祖父から同じように写真とメッセージで返信が届くのだ。写真もメッセージも他愛のないものが多かったけど、だからこそ私は嬉しかった。あの夏の特別な日々が、日常の中に溶けこんだ気がしたから。

なくてはならないもの

2021年。高校生になった年、私は念願だった自分のスマートフォンを購入した。友だちと長電話したり、音楽を聴いたり、ネットをチェックしたり――何でもできるスマートフォンは、すぐに私にとってなくてはならないものになっていった。

それでも、ずっと祖父とのやりとりは楽しみのひとつだった。大人に近づくにつれて忙しくなり回数は減っていたけど、入学式や卒業式など節目の出来事には、必ず写真にメッセージを添えてやりとりし合っていた。たまに返信が遅れると、一人暮らしの祖父に何かあったのではと心配になったものだが、そんなときは家族のスマートフォンの利用状況を全員で共有できる「つながりほっとサポート」という機能のおかげで、無事を確認することができた。

相変わらず祖父に会えるのは年に一度程度だったけど、こうして写真のやりとりをしていると、あまり離れている気がしないから不思議だ。写真ってすごい。いつしか私は、写真というものに強く興味を惹かれるようになっていった。

そしてさらに数年が経ち、大学生になった私は映像系の学科を専攻し、卒業後はデザイン事務所でデザイナー兼カメラマンとして働いている。

消えずに、積み重なっていくもの

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そして2029年。私は結婚した。相手はIT企業に勤務するプログラマーの男性だ。式はお互いの親族だけを招待し、こぢんまりと行うことにした。

結婚式当日。祖父が田舎から上京してきてくれた。あれから15年が経って、祖父にはだいぶ白髪が増えていた。おじいちゃんは「花嫁姿が見られたから、もう思い残すことはない」なんて冗談めかして言っていたけど、まだまだ健康そうで一安心だ。

「ほら、ごらん」

披露宴が終わり、一息ついたところで、おじいちゃんが私にスマートフォンを見せてくる。画面を覗きこんで、思わず息を呑む。そこには、15年間ファミリーページでやりとりしてきた写真がすべてアルバムにまとめられていたのだ。始まりの1枚目はもちろん、笑顔で猫を抱く祖父と、「元気かい?」のメッセージ。

小学校でやった劇の写真、ピアノの発表会、運動会でころんだところ、卒業式で泣いている顔、入学式で友だちとはしゃいでいる場面、部活の大会で負けてしまい悔しがっている表情、父の手料理、新しく買った車――両親と私が撮ってファミリーページに投稿した15年分の写真が、祖父のスマートフォンの中にしっかりと残されていた。

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「おじいちゃん、私のことをずっと見ていてくれていたんだね。最初の写真までちゃんと保存してあるなんて、おじいちゃん、そんなに几帳面だったっけ…」

思わず涙声になった。気づいたら、隣にいた私の旦那もつられて泣いていた。思い出が消えずにずっと残っている。残してくれている。ただそれだけのことが、こんなにも嬉しいことだったなんて。

「……お前に言っておかないといけないことがあるんだ」

同じ控え室でやり取りを見ていた父が、唐突にそう切り出した。

「何となく知っていたと思うけど、お前が小さかった頃、お父さんとおじいちゃんはずっと喧嘩していたんだ。お互いに意地を張っていて、お前が生まれたときでさえ顔を見せに帰りもしなかった。もう二度と会うことはないだろうと思ってたんだ」

「知ってたよ。でもいつの間にか仲直りしていたよね」

「仲直りできたのは、お前のおかげなんだ。15年前の夏休み、お前をおじいちゃんに預けるのが、父さんは嫌で仕方がなかった。頼ってたまるもんかって思っていた。だけど、おじいちゃんはお前によくしてくれたよな」

「うん、帰ってきてからも、おじいちゃんに会いたいって駄々こねちゃったよね」

「そんなお前を見て、父さんは決めたんだ。おじいちゃんとお前をつないでやろうって。おじいちゃんも、お前とやりとりできるならってことでOKしてくれた。すぐにおじいちゃんにスマホを送ったよ。それから二人が写真でやりとりしているのを見て、何だか意地を張っていた自分がバカバカしくなったんだ。お前が、家族をもう一度ひとつにしてくれたんだよ」

「そうだったんだ、ありがとう、お父さん

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ファミリーページに投稿した写真は、そのままいつまでも消えずに残り続ける。そうやって積み重なっていく日々の思い出が、頑なになっていた二人の心を溶かしたのだ。

私はこれからも忘れないだろう。抜けるような青空と綿菓子みたいな入道雲、そして蝉の鳴き声。家族がひとつになれた、あの夏の日々を——。

※この物語はフィクションです。

消えずにずっと残るファミリーページ

ここでは孫娘とおじいちゃん、そして父親をひとつにしてくれたファミリーページのストーリーを読んでいただきましたが、もちろん母親やおばあちゃん、兄弟姉妹もひとつのグループでコミュニケーションを楽しむことができます。

それから、ファミリーページは富士通のサービスですが、ストーリー中でもちらっと父親が使っていたとおり、iPhoneでも使えますし、ARROWSやらくらくスマートフォン以外のAndroidでももちろん使えます。

何気ない日常のやりとりも家族との大切な思い出ファミリーページは全部消さずにずっと残せますよ。

source: ファミリーページ

image photo by shutterstock

(山田井ユウキ)