中国での密輸iPhone、一回の押収数は3桁レベル。でも転売価格は下落

中国での密輸iPhone、一回の押収数は3桁レベル。でも転売価格は下落 1

そのうち発売されるから、待ってて!

中国ではiPhone 6、6 Plus共に発売が遅いので、「iPhone密輸ブーム」が起きています。日本はもちろん、上海や香港から大量に新端末を買って国内で売りさばいて大もうけしてやろうというわけです。でも、中国の税関だってそんな流れは百も承知ですからね。すでに何百台というiPhone 6/6 Plusが没収されています。

ネタ元のAPでは、没収劇の中でも特に規模の大きかったものをいくつか記事にしています。上海空港では、2人の旅行客がなんと432台もの新型iPhoneを申請なしで持ち込もうとして御用に。

香港でも数百台のiPhoneをボートに乗せて密輸入しようとして押収された人や、車の中に70台のiPhone 6/6 Plusを隠して入国しようとした人もいました。

中国での密輸iPhone、一回の押収数は3桁レベル。でも転売価格は下落 2

中国本土と香港の間では過去にもiPhone騒動が起きています。その理由は、香港の方が販売価格がとても安いからだそう。ゆえに、香港で買って中国で売れば、その差額で儲かるという話なわけです。2012年のレポートによると、深セン港にて2ヶ月で3,000台のiPhone 4/4sが没収されました。旅行客の中には足首やお腹にiPhoneを貼付けて持ち込もうとした人もいたみたいですよ。

今回のiPhone 6/6 Plus騒動は、香港では既に買えるのに、中国本土ではまだ販売開始されていないため、今まで以上に大きな転売祭となっているわけです。アップルは、中国当局の許可待ち状態。遅かれ早かれ発売されるものの、転売屋としてはその前にひと稼ぎしたいのでしょう。規制とそれに抗う者の戦いは続くようですが、中国国内では転売価格が下落しているということです。皮肉なものですね。

images: Hong Kong customs

source: AP, The New York Times

Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文

(そうこ)