ついにISSが意思を持った? 小型衛星を勝手に打ち上げ

2014.09.09 12:30
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国際宇宙ステーションが立ち上がった!?

国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」には、小型衛星CubeSatを打ち上げるための装置が搭載されています。通常それを操作するのはISSの宇宙飛行士か地上のスタッフですなのですが、先週なんとISSが勝手にCubeSat2機を打ち上げてしまったんです。ついに意思を持ってしまったのか…!

それは9月4日の夜、ISSの司令官Steve Swanson氏が血液サンプルを冷蔵庫に入れているときのことでした。CubeSatのランチャーのフタが開いていることに気づいたのです。Swanson氏はヒューストンの管制センターに緊急連絡をとり、CubeSat2台がリリースされたことを確認しました。

でもこれ、じつは初めてじゃありません。NASAのステータスレポートによれば、8月23日にもCubeSat2機が意図せずリリースされていたそうです。CubeSatは今12機打ち上げられているのですが、その3分の1にあたる計4機は待ちきれずに出て行ったものです。

Planet Labs作によるCubeSatは、具をいっぱい詰めたフットロング・チーズステーキサンドイッチみたいな大きさ(約30cm x 10cm x 10cm)です。計画ではこの小さな衛星を100機飛ばし、地球のリアルタイムかつ詳細な画像を集めてネットで公開することになっています。詳細はこちら(英語)にあります。


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CubeSatはまず、Flock 1(=群れ1)とよばれる32機が7月にISSに到着していました。予定ではそれを規則正しく数ヵ月かけて打ち上げることになっていました。が、ISSの意思は別のところにあるということでしょうか。CubeSatにミサイルなんかが搭載されていないのが不幸中の幸いかもしれません。

でもISSが勝手に衛星を打ち上げちゃうなんて、「2001年宇宙の旅」をほうふつとさせます。Discovery Newsでは、管制チームが残りのCubeSatをスケジュール前倒しで全部打ち上げてしまうことを検討中と伝えています。たしかにそうすれば、ISSの手下はみんな切り離すことができます、が…。


source:Discovery News

Robert Sorokanich - Gizmodo US[原文
(miho)

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