ジェットパックを背負って、だれでも高速ランナーに…

運動会で使ってもいいですか?

あともう少し足が速ければな~という願いは、だれでも抱いたことがあると思うんですけど、そんな夢をかなえてくれるジェットパックが、米アリゾナ州立大学で開発中ですよ! 通常は空を飛ぶためにあるジェットパックではありますが、同大学で改良を重ねるジェットパックは、背負うとランナーの走るスピードをググンとアップしてくれる完成度が目指されています。

いまだテストモデルの段階のため、重量11.2ポンド(約5キログラム)と決して軽くはないものの、着実に背負って走るランナーをサポートできることが証明されており、1マイル(約1,600メートル)の中距離では、このジェットパックを使うと20秒ほど速く走れるようになるんだとか。もっともっと軽量化を進め、だれもが最終的には軽く1マイルを4分以内で走れるようにサポートする性能アップを目指して、同開発プロジェクトは「4 Minutes Mile(4MM)」と命名されています。

なお、戦場における兵士の機敏な動きを実現する最新テクノロジーとの位置づけから、4MMプロジェクトは、米国防総省のDARPA(米国防高等研究計画局)による出資も受けつつ、将来的には兵士の生死を分ける重要装備として仕上げられることにも期待がかけられているそうですね。同大学のJason Kerestesさんが率いる学生研究チームが試作したプロトタイプが注目を集め、実用化に向けて産業界からの支援を募る「iProjects」の一環で、DARPAとの共同開発体制に持ち込まれたとされていますよ。

単に軍用のみならず、本当にだれもがバックパック感覚で背負うだけで速く走れるジェットパックとして日の目を見ることになったらいいですよね。より高くジャンプできる性能まで完成時には加わっていたりして……。そのうち、こうした開発機器を使って競われる陸上競技会まで誕生してくるかもしれませんよ。

source: Arizona State University via Pocket-lint

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)