Makerの力でスナックの粉問題を解決する噂の動画。湖池屋さん…なんでこんなものを?

2014.09.15 11:00
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スコーンスコーンコイケヤスコーン♪
スコーンスコーンコイケヤスコーン♪
スコーンスコーンコイケヤスコーン♪

カリッとサクッとおいしいスコーン♪のテーマソングでおなじみ、湖池屋のスコーンがさらなる魔力を秘めたグレードにレベルアップしました。その名も「ドはまりスコーン」です。


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何がドはまり!なのかと申しますと、スコーン粉がよりディープに、ストロングになったんですよ。カリッとした歯触りの良さにスコーン粉の美味が舌の上で踊るマリアージュが魅力のスコーンでしたが、より粉というドレスをぴっちりと身にまとうようになった「ドはまりスコーン」は、ガツンとうま味物質が舌に染み渡るようになったんですよ。ぶっちゃけ、すべての味蕾(みらい)がスコーン粉でコーティングされます。これスゴい。まじでシビレます

しかし、粉がスコーンにまとわりつきやすいということはですね。指にですね。つくんですね。粉が。


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ご覧のように、です(動画では若干盛っていますが)。

指まで美味しくなる「ドはまりスコーン」ですが、仕事中に味わうと後が大変。KinectやMYOといった、何も触れずとも機器がコントロールできるユーザーインターフェースが普及するまでは我慢しなければならないのでしょうか。

いいえ。そんなことはありません。Makerのチカラで解決できるのです。


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そのために立ち上がったのが「指の粉 対策プロジェクト」。


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そしてプロジェクトが満を持して世に送り出したのが「ドはまりスコーン Hands-Free System」。湖池屋の叡智と技術を結集して作った最新ロボットシステムです。

粉を落としてしまっては意味がない。では、どのようにしてコナコナしいままの「ドはまりスコーン」を、指に影響を与えずに食べることができるアーキテクチャなのでしょうか。


見せてもらおうか。「ドはまりスコーン Hands-Free System」の性能とやらを


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まずは手をパンパン!と叩きます。


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するとドローンが「ドはまりスコーン」を運んできましたよ。


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ベストポジションに投下すると、1機のロボットアームが「ドはまりスコーン」を押さえ、もう1機がカッターで袋を開封。


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そしてスタンバっていた右側のロボットアームがおもむろに中に入り込み、逞しくもコナコナしい「ドはまりスコーン」を取り出しました。


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ロボットアームたちは「ドはまりスコーン」を目的地までバトンリレー。かいがいしいです。


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もう1回貼っちゃいますので、あとは動画でお楽しみください。



教えてください。ロボットアームとドローンの饗宴の裏側


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かいがいしく「ドはまりスコーン」を運ぶロボットアームを見ていると頑張っている感が強烈で、愛らしい気持ちも芽生えてきますが、ここまでローファイ...いえハイテクなシステムを作るというミッションは大変だったでしょう。喜多村開発主任をはじめ、エンジニアの皆さんに「ドはまりスコーン Hands-Free System」開発の舞台裏を聞きました。

ギズモード(以下ギズ):なぜこんなものを?

指の粉 対策 プロジェクト(以下指):もともとスコーンは味が濃く、指についた粉も美味しいというご意見を頂いていたんですね。そこで粉に注目して、そこを強化した商品を作ろう、というところで「ドはまりスコーン」という新しいラインナップを設計しました。しかし長いスナック人生(笑)において、指に粉をつけてはいけないシーンと遭遇することもあるじゃないですか。解決方法は何かないのか、と考えて「ドはまりスコーン Hands-Free System」も作ったんですよ。


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ギズ:でもロボットアームで「ドはまりスコーン」を運ぶって大変じゃなかったんですか?

指:大変でしたねー。とくに手の部分が大変でした。最初は市販のパーツを使っていたのですが、これだとぜんぜんつかめない。そこで独自のカスタムパーツを設計、3Dプリンタでプリントしてレーザーカッターでカットして作って改良していったのですが、リレーするタイミングでぽろぽろ落としちゃったりして。結局3回くらい設計しなおしています。なので、いまいるこのコ(ロボットアーム)はMk.IIIなんですよ。それでも何度か失敗はしました。ほら、スコーンの形って1つ1つ違うじゃないですか。袋を開けて中から取りだしてとなると、どんな形のスコーンを最初につまめるかがわからないし。


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ギズ:ドローンにもマニピュレータがついていましたが、あの部分の電力はどこから供給しているんですか?

指:ドローンからですね。ドローンのUSBポートを使って給電しています。

ギズ:それ、もしかして裏技的な...?

指:そうですね(笑)。本来はUSBメモリを繋げて撮影した画像を保存するためのポートなので。

ギズ:しかし今回のプロジェクトをやってみて、人間というのはどこまでロボットに頼る世界になると思いますか?

指:難しいなー(笑)。でもこのコにはもう愛を感じちゃっているので、ひょっとすると10年後にはロボットと人間の愛とか生まれる(笑)んじゃないかなーとは思いますね。

ギズ:ところで「ドはまりスコーン」には、どんな飲み物が合いますか?

指:あー...僕はですねえ、味のない炭酸水がいいなあ(笑)

ギズ:そんなに濃いんですか! スコーンの味が! リセットしたいんですか!


「ドはまりスコーン」は本日9月15日(月)発売です


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取材後に「ドはまりスコーン」をいただいたのですが、これは確かに濃い...! ライスをかきこみたくなるくらいのインパクト。ここまでチャレンジングなスナックはそうそうありません。

今までのスナックでは飽き足らないみなさま、このお味は是非とも体験・体感すべき。本日9月15日(月)コンビニ限定発売で、実勢参考価格は131円(税抜)前後です。


source: 湖池屋 指の粉対策プロジェクト/ドはまりスコーン Hands-Free System

(武者良太)

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