どんなコントローラがVRゲームにはいいのか、Oculusも悩み中

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次世代ゲームの基礎となるのは…。

先日行なわれた、Oculus Riftのカンファレンスにて、Oculusのブレーンである主要人物が一同にステージにあがり、VRの未来を語る場面がありました。中でも興味深いのは、ヘッドセットとタッグを組むことになるVRゲーム機のコントローラをどうすればいいのか、という話。その姿がまだ見えないというのです。

Oculus創設者のPalmer Luckey氏、ゲームプログラマーのJohn Carmack氏とMichael Abrash氏は、「コントローラの存在がVRのフル活用に重要であると同時に、どのようなものにしたらいいのかまだ浮かんでこない」と壇上で語りました。現実と同じように、ゲームの中の世界で手を使う、その考えを実現できるコントローラとはどういうものにしたらいいのでしょ…。Abrash氏は、「どの技術を見ても、現段階ではきちんと実現できる方法が見えない」とコメントしました。

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先日発表されたOculus Riftの新プロトタイプCrescent Bay

「大抵…とくに小さな子どもの場合、VRの世界を見ると必ず自分の手を見ようとします。今は、そこに何も無いのが現状」とCarmack氏も、コントローラの必要性を語りました。もちろん現段階でも、VRの中に自分の手を見ることができる技術がないわけではないのですが、それに対しては、まだタイムラグがあって十分ではないと回答。「もしきちんと動くものがあるとしても、そこに遅れが生じればその手は死んでいるも同じ」とCarmack氏はピシャリ。

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Crescent Bayを体験してきた米ギズのSean Hollister記者もこんな感じに

Q&Aタイムでは、TechCrunchの記者が「どのようなコントローラが好ましいか?」と質問しましたが、まだ贔屓のものはないといいます。例えば、銃型のコントローラは剣を使うゲームには向きません。何にでも対応できる形がまだ見えないわけです。

Luckey氏はゲームパッドの必要があるかもしれないと昨年時点でコメントしており、さらに開発中との噂もあちこちで報じられています。つまり近々発表の可能性もあるわけですが、今回はそれについて語られていません。

とはいえ、ヘッドセットには単体でも十分な成功を確信している様子です。もちろんその他の部分では、コントローラを筆頭に懸念点がいくつかあります。例えばAvrash氏は、VRのキラーコンテンツとなるアプリが今はまだないことを案じています。一方、Carmack氏は、これから5年で技術進歩によって、VRが大きく広がることで解決されるだろうと見ています。この心配するかどうかは、もう彼らの性格の問題なのかもしれませんね。

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Leckey氏はVRヘッドセットに対して、「人々が(コミュニケーションにおいて)Skypeやチャットよりももっとパワフルな方法を手に入れれば、必ずそちらに流れていくはずだ」と成功を力強く確信しています。つまり、全員一致でVRヘッドセットには、並々ならぬ自信と可能性を感じているのは間違いないということですね。

Sean Hollister - Gizmodo US[原文

(そうこ)