Windows 9噂のまとめ。今知ってる情報のありったけ

Windows 9噂のまとめ。今知ってる情報のありったけ 1

2年、アプデを重ね大幅に改良はしたものの、数値的に今ひとつ盛り上がりに欠けるWindows 8。これはマイクロソフトも認識しているのか、Windows 9ではだいぶ前の姿に戻るようです。ここらで噂の中締めといきましょう。

名前は?

Windows 9の噂の中核にあるのが「Project Threshold」という開発コードネームで、多分これが次期Windowsのこと。従来路線のまま「Windows 9」という順当な呼び名になるのか、そろそろ冒険するのか? その辺はわからないんですが、とりあえずここでは「Windows 9」と呼ぶことにしますね。

どんな感じ?

これがサプライズで、Windows 9はWindows 8とは正反対です。8.1のアップデート版でも既にModern UIアプリとウィンドウ化アプリの境界は曖昧になっていましたけど、さらにスタートメニュー復活の噂も浮上。Windows 9ではさらにタッチと標準デスクトップ表示が真っ二つに分断されそうです。少なくとも、そんなムードは感じますね。

デスクトップ

Windows 9噂のまとめ。今知ってる情報のありったけ 2

Windows 9の従来型パソコンはデスクトップ版オンリーになりそうです。少なくとも、リークしてる情報筋はそう言ってます。Metroのスタート画面が完全に消えるわけじゃないですけどね。あれは全部スタートメニュー(ライブタイルの)に詰め込んじゃって、全画面表示したい時だけそのスタートメニューを押せば全画面表示になるんですね。

逆戻りした感は否めませんが、特に何が変わるってことでもないのです。確かに「デスクトップのWindowsからスタート画面を消す」ことになる(アンチWindows 8はこれで満足する)けれど、実質的にはちょっと変形させて後ろに待機させただけであって、タッチ派のPCユーザはスタート画面が恋しくなればいつでも全画面表示に呼び出すことができます。大変化と言えばそうだし、代わり映えしないと言えばそう。考えてみれば、そんな大それたことじゃなく、 スタート画面ってもともと単なるスタートメニューだったのね…と思ってしまいました。

もっと重要な変化は何か? リークしてきた情報を見ると、チャームバーが消滅し、Windows 8では全画面表示オンリーだったモダンUIアプリ(旧称Metroアプリ、またの名をWindows Storeアプリ。全部同じ意味)がWindows 9では別窓表示(ウィンドウ化、窓化)になるみたいです。ウィンドウ化アプリの中には、Windows Phoneの音声アシスタントのコルタナちゃんも。あとWindows 9では、OSXとLinuxに昔から入ってる仮想デスクトップも採用される見込みです。

モバイル

Windows 9噂のまとめ。今知ってる情報のありったけ 3

RTのWindows 9版ではWindows RTのデスクトップ機能(使えない、混乱の元)は排除して、Windows Phone 8.1っぽい通知センターを搭載。フェイクのデスクトップを無理やり押し込む代わりに、もっとAndroidやiOSで使い慣れたタブレットの操作感を実現し、デスクトップとスマホに二股かけるMetroオンリーのタブレット優先のOSへと進化します。

Windows 9のモバイル版ではもちろん、Marketplaceで扱うアプリしか使えません。 それは今のWindows Phone、Windows RTと同じです。が、デスクトップとモバイルとX Boxの3つで使えるUniversal Windowsアプリがもうじき出るようですから、そうすればデスクトップユーザもMarketplaceで入手したアプリをウィンドウで使えるし、Windowsストアももっと品揃えを強化できそうです。

こうした動きの先には自ずから「Windows RTがWindows Phoneに統合する」エンド・ゲームが見えてくるわけですが、それはWindows 9で起こるかもしれません。少なくともその直後に。リークの情報元もそう言及してるし、OEMが軒並みWindows RT対応タブレット製造を断念してWindows対応タブレットに流れてる今の状況を考えても当然の流れかと。Windows Phoneも大型化でタブレットにますます近づいてます。と騒がれ突如バッサリ斬られたSurface Mini。あれも「大体どうしてモバイルがふたつに分かれてんのよ?」ってなことでカットされちゃったのかもしれませんね。

お値段は?

安いよ! 今使ってるOSによっては無料かも。MYCEのリーク情報によれば、Windows 8.1から9へのアップグレードは無料ないしは20ドル(約2,000円)とのことです。Windows XPにどっぷり根を張った人々を動かすべく(今度こそ)、「すばらしい」特典も用意するみたいです。具体的に何をやるのかは未詳ですが。

その他の人たち(Windows 7ユーザなど)はもっと高め。OSは出してるけど他のことで儲けが出るグーグル(広告収入)やアップル(ハードウェア収入)と違い、マイクロソフトはWindowsが収入源ですからね。とは言え、マイクロソフトとしてもWindows 8の混乱収集をさっさと進めてしまいたい気持ちの方が強いと思います。

発売時期は?

噂を総合するとずばり、2015年春。正式発表の時期は噂もバラバラですが。Windows 9の最初の噂が出回ったのは、Windows 8発売もまだの頃で、今年1月に入って増えました。その時の予想では、発売は2015年春、発表は世界ソフトウェア開発者カンファレンス「Microsoft Build」ということでした。

いざBuildが開かれてみると、予想に反してWindows 9という名前は出てこなかったんですが、2015年春発売の噂は今も続いてます。今は、もっといろんな筋の人が「発表は9月30日前後で、プレビュー版は発表後すぐ出る」と囁いてます。

噂は噂として、リリース時期が早いのはサトヤ・ナデラCEO新体制の方向性を考えれば納得できる話ではあります。大型貨物船の舵取りは一朝一夕でいきませんけど、ナデラCEOは就任1年足らずで既に「デヴァイスもやるしサーヴィスもやる」というSurface発売時の基本路線を捨て、発売できるところまで完成していた8インチのミニ版Surface RTを葬り去り、スタートメニュー復活(見ようにとっては敗北宣言)を指導監督しました。

カオスのWindows 8。その作り手も消え、今のマイクロソフトを動かす船長は変革の手腕を高く評価されてる人です。Windows 9で抜本的見直しを早めにやる前提条件は揃ってます。

Eric Limer - Gizmodo US[原文

(satomi)