グーグル上級役員が成層圏から41.4kmの超音速ダイヴ、バウムガートナーの記録破る

グーグル上級役員が成層圏から41.4kmの超音速ダイヴ、バウムガートナーの記録破る 1

本日未明、グーグル上級VPアラン・ユースタスさん(57)がヘリウム気球で成層圏の1番てっぺんまで上って地球にジャ~ンプ! フェリックス・バウムガートナーが2年前に樹立した高度世界記録を破って新記録を樹立しました。

NYタイムズが独占的に報じたところによると、ガートナーが上空12万7852フィート(約39km)から飛んだのに対し、ユースタスさんが飛んだのは上空約13万5908フィード(41.4km)

空中では手足を動かさないように踏ん張り、バウムガートナーの落下スピードを上回る最高速度時速822マイル(1,323km)で落ちまくり、15分後にトンと着地しました。

勤務先のグーグルから援助したいという申し入れもあったのだけど、会社の宣伝に使われるのは嫌だったので断ったんだそうですよ? カッコイ~。

シリコンバレーでも有名なアドレナリン系サイエンティストのユースタスさん(Alan Eustaceと書く)は、途中で宙返りする余裕も見せました。

それにしても57歳でこなせるってことは、装備さえしっかりつければ、バウムガートナーほど屈強な体がなくても飛べるってことですね。レッドブル・ストラトスのマーケ担当は今ごろドヨ~ンだね…。

もちろん装備を実現するのには3年もかかったそうですから、そこはサイエンティストのユースタスさん(オーランドで小さな頃からロケットの打ち上げを毎回見て育った)と仲間にしかできないところです。パラシュートとライフサポートの装備は何度も何度もデザインをやり直して、驚きの発見の連続だったとNYタイムズに振り返っていますよ。

たとえばスーツを制御する動き。これはふつうのパラシュートと真逆で、右に行きたかったら左に、下に行きたかったら上に動かさなきゃダメなんだってことに途中で気づいたり。

あと「成層圏のてっぺんまで行ったらさぞかし寒いだろうなー」と思いきや、スーツのデザイナーが1番頭を悩ましたのは「中をいかに冷やすか」だったのだそうな。なぜって熱を逃がそうにも成層圏のてっぺんは空気がないから。スーツには冷却装置がついてないので、ガラスが曇らないようにヘルメット内をドライに保つ部分はデザインで補いました。う~ん、ピュア・サイエンス!

ジャンプの映像はこちらです。

飛ぶ前にエナジードリンク飲んだかどうかは不明。

source: New York Times via Dave Weiner

Kate Knibbs - Gizmodo US[原文

(satomi)