Apple TV、スマートホームのハブに向けてまた進化

Apple TV、スマートホームのハブに向けてまた進化 1

ソフトウェアのベータアップデートで。

Apple TVは前からアップルのスマートホーム戦略におけるハブになると目されていましたし、HomeKitの登場でそれが確信となりました。そして今週Apple TVソフトウェアのベータ版アップデートにより、そのハブとしての具体的な姿が見えてきました。

Apple InsiderがApple TVソフトウェアの最新ベータ版について詳細に伝えています。そこではHomeKitが正式にサポートされ、Apple TVがiOS系デヴァイスの世界をとりまとめることができます。あるiOSデヴェロッパーはAppleInsiderに以下のように説明しています。

Apple TVでiCloudにログインすると、Apple TV端末がHomeKitのAPIにリモートアクセスピアとして登録される。

ユーザーがApple TVをリモートアクセスピアとして承認すると、つながったホームからの情報はTVアクセサリと自動的に同期される。デヴェロッパーによると、これはHomeKitがCloudKitを使ってホームとアクセサリの情報をクラウドに保存し、Keychainがペアリングされたキーの保存に使われることで可能になる。

Apple TVがリモートアクセスピアになることで、Apple TVに接続されたアクセサリには外出先からアクセスできるようになる。

このソフトウェアアップデートだけでは、既存のApple TV端末はそんなに変わらないかもしれません。でも最終的にさまざまなサードパーティアクセサリが増え、それらをそろえていくとしたら、Apple TVが家庭内のコマンドセンターになるのは想像に難くありません。さらにそれをSiriで動かせるようになるかもしれません。

これぞApple TVが進むべき方向です。Apple TVはそろそろ広大なアプリの世界に対してオープンになっていいときだし、そこにはアップルの新グラフィックスAPI・Metalを活かせるゲームも入ってくることでしょう。Continuityによって、iPadで見ていた映画をTVの大きなスクリーンに映すのもタップひとつで可能になるかもしれません。Apple TVという小さな黒い箱が、次のアップグレードでは真のパワーハウスへと変貌を遂げる可能性があるんです。

iPadもiPhoneもできあがってしまって今は順当なアップグレードを続けているのに対し、Apple TVにはまだまだ進化の可能性があります。そういう意味でApple TVはアップルのもっとも面白く、もっとも重要な製品です。そしてこのソフトウェアアップデートによって、Apple TVはリビングルームを飲み込むための最終段階に限りなく近づいたんです。

source: Apple Insider

Brian Barrett - Gizmodo US[原文

(miho)