新しいムーヴメント。参加する人全員が楽しめる「プログラミング×フェス」がたぶん世界初開催

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プログラミングのフェスですって!

昨年、リクルートホールディングスが開催した「リクルートプログラミングコンテスト」。ギズモードでも国内のコンテストと、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)で開催されたツアーの様子をお伝えしました。日本の学生プログラマーがいかにすごいか。改めて認識できたプログラミングコンテストでした。

そして今年。あのプログラミングコンテストがパワーアップ。「CODE FESTIVAL 2014」として、2014年11月8日(土)・9日(日)に開催されます。

小耳に挟んだところによると、何でも昨年のものよりもかなり大規模に、そして進化したものになるということ。名称からも分かる通り、フェス型のコンテストになるようです。

ちなみにプログラミングコンテストとは、学生プログラマーがオンラインや会場に集って、出題される問題をその場でプログラミング。プログラミング言語でソースコードを素早く書くだけでなく、デバック(ミスを確認する作業)の能力も必要。いわば、プログラミングの甲子園、五輪といった感じのものです。

そんなプログラミングコンテストでフェス? いったいどんな感じになるのか想像がつきません。そこで、プロジェクトリーダーの松尾彩佳さんと、サブプロジェクトリーダーの秋田毅さん、そして運営サポーターの秋葉拓哉さんの3人に、「CODE FESTIVAL 2014」についてお話をお伺いしました。

さあ、フェス型プログラミングコンテストの謎に迫ります!

「楽しみかたは、十人十色」がコンセプト

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昨年、アメリカのMITで行われた「リクルートプログラミングコンテスト本戦ツアー」の様子。日米のプログラマーたちがその腕を競い合った。

ギズモード(以下ギズ):まず、CODE FESTIVALというのはどういったものなのでしょうか?

松尾彩佳さん(以下松尾さん):楽しみかたは、十人十色」というコンセプトを掲げた、おそらく世界初のフェス型プログラミングコンテストです。普段いろいろなプログラミングコンテストで活躍されている方はもちろん、まだプログラミングの経験が短い方も、参加者全員が楽しめるように、複数のコンテンツをフェスのように同時開催するという形式になります。

ギズ:プログラミングコンテスト以外のコンテンツはどういったものを考えていらっしゃいますか?

松尾さん:もちろんメインはプログラミングコンテストですが、それ以外に「学ぶ」「つながる」「遊ぶ」といった普通のプログラミングコンテストにはない、楽しむ要素を入れて全員が楽しめるものを実現したいと思っています。

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プロジェクトリーダーの松尾彩佳さん。5月にこのプロジェクトに参加。「日々勉強させていただきながら作っている途中です」

ギズ:具体的にどんなコンテンツを用意しているのでしょうか。

松尾さん:たとえば、コンテスト後にわからなかった点を質問できるブースを設けたり、プログラミングコンテスト界隈で有名な方々にお越しいただきトークセッションをしていただいたりします。これは「学ぶ」というカテゴリですね。「つながる」という側面では、本戦参加者を200人という、プログラミングコンテストとしてはかなり多い人数に設定しました。これにより、普段オンサイト(コンテストが行われる会場)に参加できない方も参加しやすくなり、会場でいろいろな方とつながりやすくなるのではと思っています。また、書道とプログラミングをかけあわせた「書道コーディング」、プログラミングコンテスト参加者が好むボードゲームやタイピングなどを設置して、みなさんで遊んでいただけるようなブースも設けます。

もっと参加者全員が楽しめるプログラミングコンテストを

ギズ:まさにフェスですね。参加者全員がそれぞれ楽しめるようにしようと思ったきっかけは何でしょうか?

松尾さん:プログラミングコンテストを主催するにあたり、学生やOBの方たちにお話を聞いたり、アドヴァイスをいただいているのですが、その過程で気づいたことがありました。それは、プログラミングコンテストを楽しんでいらっしゃる方がいる一方、敷居が高いと感じて参加しづらいと思っている方がいたり、参加したいとプログラミングを始めたものの途中で挫折してしまっている人も多くいるということです。それがすごくもったいないと感じて、もっと参加者全員が楽しめるプログラミングコンテストがあればいいなと思ったのが始まりですね。

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サブプロジェクトリーダーの秋田毅さん。昨年10月からプロジェクトに参加。前回の「リクルートプログラミングコンテスト」にも携わっていた。

ギズ:昨年開催された「リクルートプログラミングコンテスト」での反省点もあり、それを活かして今回の運営をされていると思うのですが、どういった点を改善されていますか?

秋田毅さん(以下秋田さん):前回、無線LANがつながらない、電源が足りないというアクシデントでコンテストの開始が2時間以上遅れてしまったという反省点を踏まえ、まずは安心・安全に進めるということですね。コンテストを楽しみにしている方が、コンテストをちゃんと行える。当たり前のことですがそれがまず第一ですね。2つ目が、いろいろなタイプの方がいらっしゃるので、すべての方が楽しめるように、コンテスト以外にもイントロダクションや本戦の解説、講演会、個別指導塾を配置しています

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運営サポーターの秋葉拓哉さん。国内外の数々のプログラミングコンテストへ出場し好成績を残してきた猛者。著書に「プログラミングコンテストチャレンジブック[第2版]~問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える」などがある。

秋葉拓哉さん(以下秋葉さん):普通のプログラミングコンテストは、本戦出場が20人くらいなんです。しかし今回は200人。10倍です。これだけでも相当なインパクトです。普段会場に来られない人に来られるチャンスが広がるというのは、参加者のモチベーションも上がるはずです。

コンテスト参加者が運営サポーターとして協力

ギズ:コンテンツを考えるにあたって、いろいろな方の意見を参考にされていると思うのですが、どのようにして意見を集約されているのですか?

松尾さん:去年のプログラミングコンテストの参加者を中心に、関東はもちろん、関西、東北、九州などにでもできる限り足を運んでお話を伺っています。時には片道4時間かけて行くこともあります。要望や改善点、困っている点などを地道にヒアリングして、それを企画に落としこむという作業を繰り返しています。

ギズ:運営スタッフの方は3人と伺っていますが、3人でこれだけの規模のことをやられているのはすごいなと思います。

松尾さん:さすがに3人ではここまで大きなイベントはできません。我々3人のほかに、運営サポーターというプログラミングコンテストが大好きな方々がいらっしゃって、有志でご協力いただいています。秋葉さんには、前回アドヴァイザーという形で、いろいろアドヴァイスをいただいていましたが、今回は運営サポーターという立場で参加していただいています。運営サポーターのなかには、去年プログラミングコンテストに参加してくれた学生の方もいます。

ギズ:運営スタッフと運営サポーターはどのような関係なのでしょうか。

秋田さん:基本的に運営スタッフは企画内容の決定権は持っていません。運営サポーターの意見で決めています。イベントの骨子は、運営サポーターや全国の学生のみなさんの意志がすごく反映されています。賞金の金額なども運営サポーターに相談しています。

秋葉さん:リクルートさんのすごいところは、すごく僕らの意見を聞いて、取り入れてくれるところです。これは他のコンテストを開催する企業とは姿勢からして違うと感じました。

こだわりの賞金額。今回は?

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ギズ:前回も今回も、賞金の額がおもしろいですよね。

松尾さん:前回は上位10人までに、素数の賞金を用意しました。今回も賞金をどうするか悩みましたね。まず、20位まで賞金を出すことにしました。金額は今回も素数にしようと思ったんですが、前回と同じではおもしろくない。そこで運営サポーターにヒアリングをして、どんな素数がいいのか案を出してもらいました。メルセンヌ素数とかいろいろ出たんですが、今回は強擬素数になりました。簡単に言えば、かなり素数っぽいけれど素数じゃない数字ですね。また、「競技」(きょうぎ)と「強擬」(きょうぎ)がかかっていていいかなとも思って。結構こだわって賞金の金額を決めたんですが、Twitter上で2人くらいしか理解されていないみたいで(笑)。

秋田さん:20位まで賞金が出るということで、参加者の方がワンチャンスあると思ってくれるかもしれない。もしかしたら賞金が狙えるかもしれないということで、頑張ってほしいという狙いがあります。

松尾さん:賞金以外にも、6問以上正解できた場合にはパーカーを贈るというように、他人との競争より、自分の目標に向かってチャレンジする人にも賞品が狙えるようにしています。さらに、普段本戦へ参加したことがないような方にもご参加いただくため、本戦参加人数を200人としたのですが、ありがたいことに、想定以上の方に予選へ参加いただいたので、本戦参加のボーダーが高くなってしまったんです。そこで急遽、本戦へ参加できなかった一部の方にささやかではありますが、別途コンテスト本戦実施を考えています。

プログラミングっておもしろい、もっとスキルを伸ばしたいと思ってもらえたらうれしい

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ギズ:なるほど。ランキングだけではなく、それ以外にもがんばったら何かあるというのは、モチベーションアップにつながりますね。参加する学生さんには、何を持ち帰ってほしいと思いますか?

秋葉さん:ひとつはコネクションですね。オンラインのつながりでは得られないコネクションを得て帰ってほしい。今回はいろいろなコンテンツがありますが、プログラミングコンテストがひとつの軸になっています。つまり、プログラミングコンテストが共通の話題として存在する集まりになるんです。そうすると、仲良くなるのは簡単ですよね。普段会えない人と、共通の話題で濃密な会話をして仲良くなって、新しいつながりができればいいんじゃないかなと思います。また、上位200人に選ばれて、こんなに素晴らしい楽しいイベントに参加できたということを誇りに思ってほしいですよね。

松尾さん:私たちとしては、プログラミングっておもしろいなと思ってもらい、もっと自分でスキルを伸ばしたいというモチベーションを上げるきっかけになればうれしいなと思います。

今回は中国・上海でアジアのプログラマーと対決

ギズ:今回は、フェス型のプログラミングコンテストですが、その後もあるんですよね?

松尾さん:予選は2回ありまして、そのなかの上位200人が本戦に参加します。初日に3時間のコンテストを行い、2日目に決勝戦があります。そして、そこで上位になると、12月の海外ツアーへの切符を手に入れることができます。昨年はアメリカでしたが、今年は中国・上海へのツアーを考えています。

ギズ:なぜ中国なのでしょうか?

松尾さん:プログラミングコンテストが盛んなことが第一ですね。それに今回は、台湾と韓国、シンガポールでも予選を行い、アジアの強者たちが上海に集合しての戦いを予定しています。

秋葉さん:中国は、プログラミングコンテストにとても強い関心を持っていて、しかも強い。昨年よりも今年のほうが苦戦するだろうなと思います

プログラミングをしている学生の刺激や目標になればうれしい

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ギズ:リクルートさんが、そもそもここまで大規模なプログラミングコンテストを開催するのは、どういう意図があるのでしょうか。

松尾さん:現在リクルートは、全社をあげてITに力を入れていくという方向性を打ち出しています。そのこと自体をみなさんに知っていただきたいという、長期的なブランディングのなかでの施策のひとつという位置づけですね。

秋田さん:リクルートは、どうしても紙媒体がメインの会社だと思われがちですが、実はIT関連にも強い会社なんです。そこで、こういう取り組みをやっている会社ということで興味をもってもらうというのが一番の目的です。

ギズ:最後に、この「CODE FESTIVAL 2014」がプログラミング業界にどんなふうに寄与していけばいいなと考えていらっしゃいますか?

秋葉さん:プログラミングをしている学生にとっての刺激や目標になっていけばいいですよね。コンテストに参加して本戦に進むというのは難しいことですけど、行けた人たちはそれだけの楽しい時間を過ごして自分に誇りを持って、よいコネクションを作って帰ってもらう。毎年続けていけば、今年はダメだったけど来年頑張ろうというように、モチベーションのアップにつながります。そういう存在になってくれればいいですね。

松尾さん:来年はまだ未定ですが、ずっと続けていくという意志を込めて、「CODE FESTIVAL 2014」と開催年を入れました。これが2015、2016、2017と続けていけるように頑張ります。

ギズ:毎年の風物詩になるといいですよね。

松尾さん:終わった瞬間、来年もまた来るぞ! みたいな。フジロックのような存在になれればいいですね。

世界にただひとつのプロコンフェスに参加してみよう

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このCODE FESTIVAL 2014、すでに予選が始まっております。予選Aはすでに終了。予選Bは10月26日(日)21:00〜23:00に開催されます。予選はどなたでも参加可能です。詳細はこちらをご覧ください。

予選A、Bをあわせて上位200名が本戦参加の資格を得ることができます。本戦は11月8日(土)と9日(日)に開催。会場は東京都千代田区にある3331 Arts Chiyodaです。

本戦で上位20人には賞金+グッズを授与。また、上位者は中国・上海へのツアーに参加して、アジアの強豪との戦いに参加することができます。

インタビュー中にもありましたが、フェス型のコンテストとなっており、参加した人全員が楽しめるように配慮されているのが特徴。これまで、プログラミングコンテスト本戦に出てみたかったけれど参加したことがないという人にも最適です。

プログラミングコンテストは勝つことはもちろん、参加することに意義があるものです。CODE FESTIVAL 2014は、200人という、ほかのコンテストにはない多人数が本戦に参加できる、稀有なプログラミングコンテストです。

腕試しに出るもよし、本気で勝ちに行くもよし。すべての人が楽しめるのが、フェス型コンテスト「CODE FESTIVAL 2014」なのです。

source: CODE FESTIVAL 2014

(三浦一紀)