米Giz編集部がさっそくApple Payを使ってきた!

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ピっとして買い物完了。

iOS 8.1のリリースと共に、米国ではApple Payが使えるようになったわけです。ということで、現地の米Gizmodoがさっそく街に出て使ってきました。その使い心地はいかに…。

まずは設定

設定はものすごく簡単。本当に簡単。他の新機能(ContinuityやHandoff)の設定でつまづいたユーザーを見ていたのでApple Payも設定に時間がかかるかも、と思っていたらあっという間にできた。

設定方法は、Passbookを開くと出てくるApple Pay設定画面から作業するだけ。iTunesの既存アカウントを使うか、新たにクレジットカードを登録するか。どちらかを選択する。

新しくクレジットカードを登録する場合は、自分の名前を入力し、クレジットカードの写真を撮影するだけ。これで必要な情報をすべて読みとってくれる。本当にこれだけ、実に簡単。

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いざ、使うぞ!

使うと言っても、使えるお店は限られている。まずは、近くのサブウェイでやってみることにした。クレジットカードや現金のやり取りなしで支払うという方法に、いつもとは違う視線を感じた。

店側には、Apple Pay専用リーダーが本日ギリギリまで手元に届かなかった様子。扱いに全く慣れていなかった。Apple Payで払いたい、よくわかんない、とちょっとした押し問答があった後、店側がまだ使いこなせていないことから、ここでの使用は断念した。

次はDuane Reade(チェーンの薬局、お菓子や文房具なんかもあり。Walgreens傘下なので使用可能)で挑戦。ここでは問題なくApple Payの使用OK(つまり、お店によってはまだリーダーに不慣れなところもあり、対応が異なるようだ)。しかしながら、Apple Payを使っている様子を撮影するのはNGとのこと。いざ支払いの際は、クレジットカードを取り出すのではなく、iPhoneをTouch IDを下にして専用リーダーにくっつける、ただそれだけ。クレジットカードの支払いと何ら変わらず、同じくらいの時間でできる。クレジットカードを財布から取り出す時間分くらいは節約できそうだ。

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一見、先行しているGoogle Walletとほぼ同じではあるが、Apple Payの方が速く広まりそうな気がするのは対応店舗数が多いからだろう。しかし、ここはGoogle Walletも同じく対応してくると思う。

Apple Pay初日ということで、お店でトラブルが起きることもあるだろう。しかし、店側がちゃんとトレーニングを行い、慣れてしまえばかなり簡単に買い物できる方法となる。もちろん、対応店舗を見つけなければならないという問題はある。まだ対応店舗は多くないが、これは今後どんどん増えていくだろう。

その他に懸念点で挙げるとすればApple Watchでの対応。Apple Watchで支払いできれば楽だけど、これはそのままバッテリー持ちの不安に繋がる。バッテリー持ちが問題でなければ、かなり楽ちんなので期待できる。

初日のスタートとしては悪くないと思う。でも本当のテストはもっと対応店舗が増えて広く使えるようになってから。それができれば、Apple Payはモバイル決済界の申し子になると思う。

現在使えるリアル店舗一覧

・Aeropostale

・BJ's Wholesale Club

・Champs, Chevron

・ExtraMile

・Champs

・Foot Locker

・Footaction

・House of Hoops

・Kids Foot Locker

・Lady Foot Locker

・Office Depot

・Urban Outfitters

・Sports Authority

・RadioShack

・SIX:02

・RUN by Foot Locker

・Texaco

・Wegmans

・Apple

・Babies"R"Us

・Bloomingdales

・Macy's

・McDonalds

・Petco

・Panera Bread

・Subway

・Toys"R"Us

・Unleashed

・Whole Foods

・Nike

・Walgreens

・Duanereade

・Disney Store

・PetSmart

クレジットカードが長く生活の中心にあるアメリカでは、日本のように電子マネーが普及してきませんでした。もちろん、クレジットカード普及率が高いので対応店舗も多く、サインレスや、キャッシュバック機能、デビッドカードの普及など、クレジットカード関連のサーヴィスはとても発達しています。

そんな人たちが、どこまでモバイル決済に移行できるか…。しかし、一方でそれは、「ピっ」だけで買い物できることに大きく感動するチャンスが残されているということでもあります。今のところ、唯一Apple Payが使用できるアメリカでの今後の動向は、世界展開にも影響を与えるでしょうし。ピっとする買い物に慣れている日本では一体どうなるのか。気になるところですね。

Ashley Feinberg - Gizmodo US[原文

(そうこ)