iPhone 6 PlusはiPad miniを消してしまうかもしれない

iPhone 6 PlusはiPad miniを消してしまうかもしれない 1

存在意義が薄れつつあったりするのかも?

新たにゴールドカラーモデルが加わり、Touch IDも搭載されてリニューアルしてきた「iPad mini 3」。しかし肝心のスペック面では目新しいものがなく、ほとんど前モデルの「iPad mini 2」とかわり映えしないと残念な発表でもありました。

アップルが先月、ビッグスクリーンを備えた「iPhone 6 Plus」を発表した時に、こうなる運命は決まっていたのかもしれません。ある憶測が海外では飛び出してきてもいるようです…もしやアップルはiPad miniに力を入れなくなってきている、というような。

iPhone 6 PlusはiPad miniを消してしまうかもしれない 2

ファブレットかミニタブレットか

興味深いことに、ほぼ時を同じくして新製品発表会を開いたグーグルも、7インチタブレットの「Nexus 7」をスルーしたかのような最新ラインナップで決めてきました。さすがに現段階でNexus 7の打ち切りを決めつけてしまうのは早計に思えますが、この新製品ラインナップの背景にはファブレット的な新モデル「Nexus 6」との兼ね合いがありそうです。

同じく6インチクラスのiPhone 6 Plusの登場を受けて、サイズが近いiPad miniの立ち位置が微妙なものになってきたことは否定できないのかもしれません。もちろん、iPad miniが素晴らしいデバイスなのは紛れもない事実です。愛用しているユーザだって少なくないでしょう。

スマートフォンやタブレットメーカーの本音は、サイズが近い競合モデルならば、ミニタブレットよりも大きなスマホを前面に出したいはずです。だって、タブレットを数年のサイクルで買い替えるユーザは数えるほどしかいなくても、スマートフォンならば、ほぼ2年ごとに、あるいはもっと早いサイクルで新モデルに買い直してくれるユーザが大半を占めているんですから!

タブレットのトレンド=大型化?

一方、タブレットはミニサイズの7インチモデルよりは、パソコン代わりとしても使える、オフィスで作業効率がアップするようなデザインのほうが好まれる傾向にあるようですよ。ほぼパソコンというスタンスで売られているWindowsタブレットの「Surface Pro」しかり、オプションのキーボードまで出して発表された「Nexus 9」を見ると、スクリーンサイズの大型化がタブレット業界でも主流になってきているということでしょうか。まぁ、タブレットで映画を見たり、コミックを読んだりするにも大画面のほうがいいですし、写真やヴィデオの編集だって、iPad miniよりはiPad Airのほうがいいでしょうって感じで。

小型タブレットは消えてゆく……大型スマートフォンによって死に追いやられるんだ。

これがこのところ米Gizmodo編集チームの間で囁かれ始めているトレンドでもあるようです。外出先の用事は大きくなったスマートフォン1台で済ませてしまい、家や職場にはビッグサイズのタブレットを置いておく…という利用スタイルが今後メジャーになっていくのかもしれません。

最初は大型のスマートフォンなんて不格好なデザインに見えたのに、次々と各メーカーから洒落たデザインのファブレットが出始めています。これは歓迎されるべき流れなのかもしれません。でも、低価格で次々と7インチや8インチのタブレットが手に入った時代が懐かしく思い出されることになってしまうのだとしたら、それはそれで寂しいものがあるんでしょうけどね。

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)