Nexus 6の最大の鍵は、その値段にある

2014.10.16 19:30
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あれ高い、と思いましたよね。

Nexusと言えば、2010年のデビュー以来2つの絶対がありました。1つは、Androidの可能性を最大に引き出す端末だということ。そしてもう1つは、安いということ。今回で、2つのうち1つは変わってしまいましたね。

発表されたばかりのNexus 6は、マッチョな端末です。5.9インチという大きなスクリーンサイズは、Nexus 7タブレットにも迫る勢い。ただ、大きくなったのはその端末サイズだけではありません。650ドルという価格の成長は、これまた大きなものです。

650ドルという価格を高いと感じる一方、現代のスマートフォンフラッグシップモデルとしては、その価格は妥当なもの。Galaxy 5だってそんなもんです。iPhone 6 Plusなんか、それにさらに上乗せがいります。そう考えると、最新テクノロジを詰め込み、さらにMoto Xの美しいデザインを備えたNexus 6は、妥当な価格だと言えるでしょう。が、この妥当な価格が今までNexusにはなかったことなのですよね。

例えば昨年のNexus 5、ハッキリ言ってLG G2の髪型ちょっと変えたという端末でした。サイズもスペックもほぼ同じ。唯一違う点と言えば、バックバネルのボタンと、250ドルという価格差でした。例えば、2012年のNexus 4だって、LGの同等モデルOptimus Gと比べると大きな価格差がありました。安さ、それがグーグルが誇るNexusの強みの1つだったのです。

しかし、今回のNexus 6にはその強みであった価格差がありません。それどころか同等モデルのMoto Xの方が安いというね。もちろん詳細スペックは異なりますが、それでも同等モデルのMoto Xは500ドルです。大きい=より良いという式を採用するとしても、それでもMoto Xとの価格差はそれに見合うものでしょうか。

Nexusは高くなった。これは事実であり、これについて何が言えるかと言うと、Nexusというブランドが成長しているということ。ターゲットは、開発者やAndroidマニアだけではなくなってきたのです。Nexusを売るためのバーゲンセールが必要ないところまできた、そういうことでしょう。Nexus 6は高くなった、それはNexusというブランド料があがったからだということ。

Nexusまで高くなったら、スマートフォン価格は歯止めがかからずますます高くなるんじゃないの…、そう心配したくなりますが、まぁそうでもないでしょう。現にNexus 5の存在だって、Galaxy Note 4の855ドルという高価格の歯止めにはなりませんでしたから。

Nexusブランドが、テック界で圧倒的な安さを誇っていたのが懐かしくもあり、そのブランド力の成長が嬉しくもあり、なかなか複雑な心境です。


Brian Barrett - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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