メールの文面、映像の中ではどう表現する?

映像の中でもイノヴェーション。

映画やドラマを見ていて、スクリーンに表示されたメールの文面を眺めるのは退屈なモノ。でも最近の映画業界はそれを映像の中で表現するという点で格段に進歩しました。というのも、「beyond screen text message」と呼べる映像の中での新しい表現の仕方が台頭しつつあるからです。

ネタ元Every Frame a PaintingのTony Zhouが映像の中でのメールやインターネットの見せ方について教えてくれるヴィデオ・エッセイを制作しましたよ。

メールが登場し始めた頃、携帯電話のディスプレイのアップにされ文面が映し出される、または登場人物が文面をわざわざ読み上げるといったマヌケな表現方法に呆れたのを覚えているかもしれません。でも最近は、映像の中でメールの文面だけが浮かび上がるようになったのに気付いた人もいるのでは? この技法「beyond screen text message(端末の画面を超えて表示されるメールの文面)」は、映像業界がこのアイデアに辿りつくまでどうしてこんなにも時間がかかったのかと疑問に思えるほど分かりやすいのです。しかもクローズアップがないから安上がりで、電話の画面ではなく役者の表情を見られるので目を見張るほど効果的です。

ドラマ「SHERLOCK シャーロック」

このヴィデオの中で米ギズZhang記者の興味を引いたのは、宙に浮かぶメール文面の成り立ちを辿り、そのヴァリエーションを分類していくシーンでした。映像上で差をつけるのはテキストが枠で縁どられているかどうか、または役者とともに動くのかといったデザイン上の細部なんだとか。ちなみにZhou自身は、画面上の動作とスマートフォン(のメール)が一体化したと称賛されたBBCの「SHERLOCK シャーロック」のミニマリズム(上画像)を気に入っているようですよ。

映像でメールの文面を表現する。単純なように見えて、試行錯誤があったからこそ確立したスタイルなんですね。

source: Every Frame a Painting

Sarah Zhang - Gizmodo US[原文

(たもり)