ノルウェー政府が却下した「紙幣デザイン」コンペ応募作品が個性的すぎると話題

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歴史は勝者だけのものではない。…そんな言葉が身にしみる今日このごろです。

ノルウェー政府が2017年から導入するクローネ紙幣のデザインが10月上旬に発表され、その芸術性の高さが話題になっています。「海」をテーマに公募を行った新デザインは、伝統的な優美さを打ち出したデザイン事務所ザ・メトリック・システムが表面を、タイル状のモチーフで「境界線の美」を表現した建築事務所スノヘッタ(Snøhetta)が裏面を勝ち取りました。

しかし、そんな当たり障りのないニュースで終わらないのがノルウェーの凄いところ。惜しくも採用されなかった紙幣デザインがノルウェー中央銀行の資料であわせて公開されているのですが、どれもこれも必見。「もしこれが本当に採用されていたら…」と思わず想像をめぐらせずにはいられない作品ばかりです。

では、さっそく一つずつ紐解いていきましょう。

Aslak Gurholt Rønsen

各紙幣には子供のイラストを採用。のびのびとした自由な生活への願いを紙幣にこめたと思われますが、それにしても自由すぎ。とりあえず、1000クローネ紙幣のクラゲ(お絵かきバージョン)は夢に出てきそうです。パンチパーマだし。カニさんと何か話し合っていますが、外交問題でしょうか?

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Ellen Karin Mæhlum

一方、デザイナーEllen Karin Mæhlumさんの案では、紙幣の片面にプランクトンを、もう片面には海にちなんだ道具(釣り針やドリルのパーツ、灯台のレンズなど)を似たような形でレイアウト。海にとって必要不可欠なプランクトンとテクノロジーを「表裏一体」に落とし込んだコンセプチュアルな作品となっています。

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Blæst Design

Blæst Designのデザイン案は、ポストモダニズムが光る作品。様々なモチーフを使ってロゼッタ(花型)やノルウェーのシンボリズムを表現しています。よく見ると、長い船尾や漁網、灯台などが使われています。これも十分個性的ですが、もはや普通に見えてくるから不思議です。これがノルウェーの懐の深さか…。

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Pati Passero and Christian Messel

Pati PasseroさんとChristian Messelさんによるデザイン案では、海の記録がスケッチのように淡々と描かれています。その日の収穫物や漁師、そしてコンテナも描かれ、まるで航海誌を読んでいるよう。紙幣の物静かなイメージからも、どこかワイルドな冒険ストーリーが浮かんできそうですね。

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最後に、そんな応募者の中から見事、紙幣デザインを勝ち取った2組のデザインはこちら。うん、やっぱりクールだ!

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ほかの応募者のみなさんによる作品は、こちらのPDFファイルでどうぞ。

source: Qz

Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文

(Rumi)