オハイオ州、囚人監視に飛行船の使用を計画か?

オハイオ州、囚人監視に飛行船の使用を計画か? 1

飛行船にはこんな使い方もあるんですね。

18世紀にイギリスの哲学者ジェレミー・ベンサムが、「パノプティコン」と呼ばれる牢獄について考えていました。このパノプティコンでは看守を中心に置き、その周りに囚人部屋を円形に設置するというシステムで、1人の看守で多数の囚人を監視できることから効率性・経済性を高められるとされた計画だったのです。

そして現代、オハイオ州がこのパノプティコン計画に似たようなものを、科学技術を加えることで進化させ、治安維持・向上に使おうと目論んでいるようです。オハイオ州の保護・矯正局では、飛行船をレバノン刑務所とウォーレン刑務所の上空を巡回させることを計画しています。地上と繋がれた飛行船に、高解像度カメラと赤外線感知デヴァイスを括り付けることにより、刑務所の中だけではなく、壁の外で何が起こっているのかすらも監視できるというわけです。

現在、飛行船を使用した実験が、オハイオの南西部で行われており、予算的に妥当かどうかや、本当に効率的な方法なのかが、近々当局に報告される予定です。

囚人が禁止物を持ち込むために、ドローンを操作して刑務所上空から落としていたという事件もあるくらいなので、この計画はそういったハイテク犯罪の防止にも役立ちそうですね。

image by AP

source: Cleveland.com

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文

(Tomo)