イタリアの巨大なチーズを切るたったひとつの方法

これを紹介する理由はふたつ。

①なぜか最初から最後まで目が離せない動画なのです。チーズを切る。たったそれだけのことなのに、下準備から終わりのところまでついつい観てしまいました。

②今はじめて知ったけど、YouTubeにはChannel Cheese TVなんてものがあるんすね。そう、チーズの動画ばっかり流す専用チャンネル! ああ…目の毒だ…しばらくは仕事が手につきそうもありません…。

因みにここで紹介してるのは「トレンティングラーナ」っていうチーズです。イタリアの国民的チーズ「グラナ・チーズ」の一種で、王様パルミジャーノ・レッジャーノ、その廉価版グラナ・パダーノ、太鼓型の塊からナイフで薄く削って食べるグラノーネ・ロディジャーノ、サルデーニャ島のグランサルドなんかのお仲間です。

[訳]

最初はチーズの説明が3分。

「このチーズはTrentingranaという種類です。産地はイタリア北部トレント、仕込みは2009年。焼き印は熟成して1年後につけます。番号は製造業者、EU登録番号なので、切るときも残さなきゃならない。トレントの印より、この番号残す方が難しいね」

で、さっそくチーズ切りの作業に着手します。まずは小さなナイフで真っ二つに線を引いて、カギ状のナイフでぐるりと1周、切り目を入れます。平べったいナイフをひとつの角にブスッ。

「チーズづくりしてると、あんまり力をかけなくてもよくなるんだ。ほらこんな風に回すこともできる(5:01-)」

ここで動画カットされて早送りされてますが、ずっと回してたんでしょうか…。

さ、いよいよカットです。

「さっきこの角にナイフ突き刺したでしょ? あれでチーズに、『おまえはここで割れるんだよ』って教えたのね」

残る3つの角にもナイフをブスッと刺して抜き…を繰り返します。

「そろそろ一服休憩タイムだよ。チーズが勝手に割れるからね(6:13)。これは2年熟成の若いチーズだけど、もっと長塾のだと水分ドライだから割れるのもはやい」

ひっくり返してもっと内側にナイフを突き立てて内側にクイッ…おおおおおお! 割れたー!(7:11)

「こういうチーズはこの切り方しかないんよ。こんな刃先の長いナイフで切って見せても、お客さんにはチーズの質感がわからないからね」

「牛乳は80%が水分で、20%が脂肪分とタンパク質、糖。だからチーズづくりには塩分が要るんだよ」

「こっちはもっと難しいアート(技)かな。どこで割れるかわかって刺さないと割れない(11:18-)。チーズの声を聞きながらやるんじゃよ。じゃないと変なふうに曲がるからな」

「この皮の硬いところはスープ用ね。火であぶってもいける(ニヤリ)」

「こういう左に曲がりそうなときは彼(チーズ)に『どうか右に曲がってくださいよ』と話しかけながらやるんじゃよ」

「うちのカミさんはね、こう言うんだよ。『あなたが好きなのがチーズで良かったわ、他の女じゃなくて』。あっははは」

Jesus Diaz - Gizmodo SPLOID[原文

(satomi)