スマホで使える懐かしの会議室。フェイスブック「Rooms」アプリ

スマホで使える懐かしの会議室。フェイスブック「Rooms」アプリ 1

ネット黎明期の興奮がスマホ時代によみがえるか。

フェイスブックのCreative Labsが、新たなiOSアプリ「Rooms」を発表しました。このアプリではトピックにもとづいた会議室(Room)を作って公開したり、友だちだけを招待したり、運営できます。Roomごとにカラースキームやアイコンデザインなどもいろいろ変えられます。これはフェイスブックとはまったく別のサービスで、匿名で利用できるのも大きな違いです。

ロールですが、内容的にはRedditのコミュニティフォーラムに近いです。ユーザが自分で任意のSubreddit(2ちゃんねるの「板」に近い)を作れて、そこに年齢制限や投稿ルールを設けたり、ルールに従わない人を退席させたり、デザインを変えたりできる感じです。

以下はフェイスブックのJosh Miller氏率いるRoomsチームによる説明です。

Roomは写真や動画、テキストのフィードで、Instagramやフェイスブックとあまり変わりません。ただ、そのRoomを作った人が決めたトピックがあります。すでに始めているユーザは、ビートボクシング動画からパルクール、自炊料理写真まで、あらゆるRoomを作ってます。「Kicks From Above」というRoomには、クールな場所にあるクールな靴の写真が集まっています。

ただ、ネット黎明期への回帰というコンセプトと同様、Roomへの入り方もまたちょっと古めかしい感じで、QRコードが必要なんです。新しい掲示板を作ると、Roomが正方形のチケットみたいなものに載ったQRコードを生成します。そのQRコードの画像がRoomへの入場券になるので、画像を特定の人にメッセンジャーで送ればプライベートなRoomになるし、公開の場にポストすれば誰でもアクセスできるRoomになります。QRコードを受け取ったユーザがその画面キャプチャを撮るとカメラロールに保存され、Roomアプリがそれを参照して入れるRoomを表示する…という仕組みなんですが、ちょっと煩雑ですね。

Roomsアプリには今のところ検索機能もないので、少なくとも今は、どこのRoomに入ればいいか見つけるのも難しいです。さらにたとえば「ビートボクシング動画」Roomに入ったとしても、そこにはただトピックに関連する動画や画像がただただ羅列されていて、「いいね!」ボタン的なものとコメントボタンがあるだけです。

フェイスブックが新しく作るアプリは、近頃あまりうまく行ってません。Creative LabsはSnapchat風アプリSlingshotを今年夏にリリースしましたが、混乱を招いただけでした。

ただ第一印象からすると、RoomsはSlingshotとはちょっと違いそうです。Roomsのようなツールは、少人数のグループで日常的な話題を書き込んだり、すごくニッチなホビイスとが集って趣味の話で盛り上がったり、使いたいシチュエーションはたくさんあると思われます。ただそのポテンシャルを開花させるには、今後もっとアップデートしていく必要がありそうです。

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(miho)