親指サイズのゲーム機やウェアラブルデバイスを作れる「TinyScreen」

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小さな巨人。

Apple Watchはとってもゴージャスで未来の生活には欠かせないとは思うのですが、3万円越えだし一部のiPhoneでしか使えないですよね。Android Wearもありますけど、まだまだ製品化は少ないし…。

Ken Burnsさんは、誰でも安くて簡単に身の回りのものをヴィジュアライズ(可視化)できるように、カラーOLEDディスプレイ「TinyScreen」を開発しました。TinyScreenは何にでも組み込める、文字通りとっても小さなディスプレイです。ゲームをプレイしたり、スマートウォッチみたいに使ったりと、アイデア次第でどんなモノにも変身させることができます。

スクリーン自体は普通の小型ディスプレイですが、「TinyDuino」と呼ばれるArduinoベースのプラットフォームと接続させることで、さまざまな情報を受け取ることができます。さらにスマートウォッチやゲーム、ビデオプレイヤの3つの用途向けの部品を付け加えることで、それぞれの専用スクリーンとして機能します。

スマートウォッチとして使うには、Bluetooth LEのシールドを付けます。すでに開発済みのiPhone・Android向けのアプリを使うことで、複雑なプログラミング無しでもスマートフォンからの電話やツイートなどの通知を表示させることができます。

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ゲームをプレイするには、その画面サイズに合った「Joystick TinyShield」を装着します。現在プレイできるゲームは中毒者が続出した「Flappy Bird」のクローンとアステロイドのみ。オープンソースのライブラリを使うことで、ユーザーがゲームを作って共有することもできます。電車内の暇つぶしでやってる人がいたら声をかけたくなりそう。

ビデオプレーヤとして使うには、microSDカードを読み取る部品を追加します。4インチ以上あるスマートフォンを持っているのに、わざわざ小さいスクリーンで動画を見る必要性があるかは疑問です。

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ディスプレイやバッテリなどを保護する特別なケースやスマートウォッチ用のバンドは付属していないため、3Dプリンタで専用のものを作るのも良いと思います。そのまま基盤やケーブルをむき出しで使ってもギーク感たっぷりで素敵ですけどね。

TinyScreenは現在Kickstarterでクラウドファウンディングを行っています。締め切りは10月26日(日)まで。すでに目標額の3倍以上の資金を集めています。投資の特典は以下。日本への発送にはさらに5ドルを追加する必要があります。

  • 25ドル(約2,700円):TinyScreenのスクリーンのみ
  • 55ドル(約6,000円):『基本キット」TinyScreenのスクリーンとTinyDuinoプロセッサ、専用USBシールド、専用リチウム電池パック
  • 65ドル(約7,100円):「ビデオプレーヤキット」基本キット+microSDカードリーダ
  • 75ドル(約8,200円):「ビデオゲームキット」基本キット+ジョイスティック
  • 90ドル(約9,800円):「スマートウォッチキット」基本キット+Bluetoothシールド

さらに全部入りのキットや、多様なセンサ入りのものなどが用意されていますよ。発送は2015年2月頃を予定しています。

スマートウォッチが欲しい人は、TinyScreenを使って自分専用のオリジナルウォッチを作っても楽しそうですね。

source: Kickstarter via Boing Boing

(徳永智大)