革新的すぎて魔力すら感じる18世紀のミュージックボックス

その技術や功績はあまりにも突出していました。

機械仕掛けのミュージックボックスを見るたびに、これまで何回驚愕したことか…。でも、18世紀の天才時計師、ジャケ・ドロー(Jaquet Droz)氏の作品は、驚愕なんて言葉では済まないでしょうね。ええ、きっと誰もが一瞬で魅力に取り憑かれます

まずはこの動画、とくに前半で紹介されている作品をご覧ください。

これが機械で動いてるんですよ!

人間をほぼ忠実に再現したロボットやCGには「不気味の谷」が存在するといわれますが、彼の作品から放たれるのは「この世ならざる色気」そのもの。尋常じゃない雰囲気を醸し出してるな…と思ったら、ドロー氏は作品のレベルが高すぎるがゆえ宗教裁判にかけられた経験もあるんだそうです。

以下は時計ブランド辞典、ジャケ・ドロー氏の紹介文より。

「オートマタ(オートマトン)と呼ばれる機械式のからくり人形などの開発でも有名で、代表作の一つである通称「音楽嬢」という精密からくり人形は、腕や指の関節が動き、実際に小型のオルガンを弾き、演奏のリズムにあわせて呼吸のそぶりまでするというものでした。あまりに精巧で、革新的過ぎ、時代に合わないもの作ったため、悪魔の仕業として当時宗教裁判にかけられ処刑されそうになったところを、当時ジャケ・ドローを親身にしていたスペイン国王により助けられ、ラ・ショー・ド・フォンに戻りました」

ちなみにジャケ・ドロー氏は、世界で初めて腕時計を作った人物としても知られています。スマートウォッチも「手首にガジェットを巻く」という生活スタイルを実現したドロー氏の功績がなければ、よもや存在しなかったかもしれませんね。

source: 時計ブランド辞典

Thanks for the tip Fernando

Omar Kardoudi - Gizmodo SPLOID[原文

(Rumi)