世界一、人に役立つチームになる。「バルミューダ」の思いを知っていますか?

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見事に、気持ちよく、すてきな肩透かしを食らった気分。

2003年に東京で創業した家電メーカー、バルミューダ。扇風機「GreenFan Japan」やアルミラジエーター式ヒーター「SmartHeater2」、加湿器「Rain」などなど、白を基調にしたミニマルデザインの製品群はそのスマートなルックスが目をひきます。

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製品企画、デザイン、技術開発を進めるバルミューダのオフィスがあるのは東京の武蔵野市。騒がしい都心部からは距離をとり、吹き抜けていく風も心地よい静かな環境です。飾り気のないシンプルな製品たちが、どこか優しさや暖かみをたたえているのは、オフィスの空気感が反映されているのかもしれません。クールな製品群を前に身構えていた自分に肩透かしを食らわせるような「居心地の良さ」を感じさせるオフィスでした。

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「GreenFan Japan」に先駆けて2010年に発売された扇風機「GreenFan」のヒットにより多くの人に知られることとなったバルミューダとその製品ですが、2003年の創業以降の道のりは決して平坦なものではありませんでした。

会社創業時の社員数は「1名」。現在の代表取締役社長・寺尾玄さんただひとりでコツコツと製品を作っていたんです。それまでプロのミュージシャンとして音楽の道で生きていた寺尾さんは30歳のときにオランダのデザイン誌に掲載されていた作品を見て、ものづくりの道で生きていくことを決意。ホームセンターや秋葉原の電気街に通い、店員さんを質問責めにして知識を得ました。電話帳を頼りに近くの町工場を訪ねて(門前払いを食らうことは一度や二度ではありませんでした)、職人さんに喰らいつきヤスリがけから始めて機械の使い方を学んでいきました。

製品第一号はアルミを削りだして作るノートパソコン用の冷却スタンド「X-Base」(2003年)。アルミ削りだしでソリッドな質感を生かしながら、曲線で構成されるパーツを配したデコラティブなものでした。当時の寺尾さんを動かしていたのは「世界で一番カッコいいものを作りたい」という思い。その心から突き上げる思いに従って、LEDライトやiPhoneアプリなど製品を次々に発表していきますが、売上は思うように伸びていきません。やがて2008年にリーマン・ショックが起き世界に不況が広がると、その煽りは当時社員数が3名だったバルミューダを直撃します。

寺尾さんは当時を振り返って語ります。「追い詰められましたね。人間、追い詰められないとどこか真剣になれないものだと知りました。必死で考えて、その時に気づきました。自分はカッコいいものを作りたいと思っていましたが、それ以上に多くの人に使ってもらえるものを作りたいのだと。また多くの人に支持されている大きなメーカーは、それぞれ時代の波に乗った製品を創りだしてきた共通点があることにも気づきました」。

では、多くの人に使ってもらえるもの、とは? 折しも地球温暖化への警鐘、環境問題への関心が社会的に高まっていた時期。この時代のなかで必要とされるものとは?

地球温暖化とエネルギー問題が進んでいます。10年後、夏はもっと暑くなり、今のように自由にエアコンを使えなくなるかもしれないと考えた寺尾さん。そこで生まれたのが、環境に配慮しながらも人に快適さを提供する省エネ扇風機「GreenFan」です。

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GreenFan」のために、わずか4ワット(当時、現在は1.5ワット)の電力で動作し、かつ風速の異なる2種類の風を送り出す「グリーンファンテクノロジー」を独自に開発。空気を直線ではなく面で動かすことで、開け放った窓から吹き込む風のように、当たり続けてもカラダが疲れにくい風を送ることができるのです。

この扇風機はユーザに「風を当てる」のではなく「涼しさを提供する」という点が高く評価されてヒット商品に。この事例は、バルミューダが作る製品が今後備えるべき要素を明らかにすることになりました。

「イノヴェーションは目的ではないということです。あくまでもそれは“人の役に立つ”ための技術革新でなければ意味がありません」(寺尾さん)。キーワードはイノヴェーション(もちろん大事なことですが)ではなく、「人の役に立つこと」。アルミラジエーター式ヒーターの「SmartHeater2」を例にみていきましょう。

SmartHeater2

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SmartHeater2」。アルミのラジエーター式ヒーターは、寝室での使用を推奨。電子制御の「ロイヤルスリープモード」により、睡眠中と起きる時間にあわせて最適な温度管理を行い、「良質の睡眠」を提供する

家庭で使用されるオイルヒーターが現在の形に落ち着いたのはもう40年も前。

1. オイルが入っているために捨てるのが大変

2. 持ち運ぶには重い

3. オイルが温まるまで、つまり立ち上がりが遅い

といういくつかの欠点はあるものの、優しく部屋を温めるには、オイルヒーターはコスト面からも非常に優れている暖房道具。それは、寝室での使用に非常に適しているということを意味していました。さらに、単なる高性能のオイルヒーターを開発するだけではなく「良い眠りを提供する」ことができれば、これは大いに「人の役に立つ」道具になります。この製品のコンセプトが決まりました。

イノヴェーティヴなアイデアがなければバルミューダの製品として作ってはいけない、という暗黙のルールに従い、このヒーターはオイルレスで作ること、さらに良質な眠りのための機構を備えていることを目指して試作がスタートしました。

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最初に作るのは「ベビー試作」。社内のメカ設計、電気回路、ソフト開発のチームなど、「参考値がないところから新しい製品を作ることになるので、もう実験あるのみです」(寺尾さん)とのコトバ通り、このベビー試作を使って素材の検討、大きさの吟味などまさに0から作り出していきます。

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フィンの間に挟まれているゴムの板は、製品では採用されませんでしたがフィンをガードするためのカバーです。何種類も実際に装着して熱に対する反応を実験します。

メカの開発が着々と進行する一方で、「良質の眠りを提供するため」の機能も検討が進められていました。既存のオイルヒーターの場合、部屋は温めてくれるものの、実際に寝ていると暑くなってしまって目が覚めるということがありました。そこで、こだわったのが「ロイヤルスリープモード」という睡眠専用モード。起床時間を設定してロイヤルスリープモードを起動すると、寝ているときには睡眠に最適な15℃前後に温度を調整。起床時間の少し前から徐々に温度をあげていき、ユーザが目を覚ますときには温かい部屋で気持よく起きることができるのです。

オイルレスのアルミラジエーター式電気ヒーター「SmartHeater2」は、こうして完成しました。エアコンのように空気をかき回し、部屋が乾燥することもなく、石油ファンヒーターのようにイヤな臭いや不完全燃焼による事故のリスクもない、安心して、快適に良い眠りを得ることができる、理想的な寝室用のヒーターが誕生したのです。

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SmartHeater2」は同社の提供するiPhoneアプリ「UniAuto」を使って外出先からコントロールが可能。例えば家に帰る前に、寒い部屋を暖めておくことができる

Rain

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「SmartHeater2」と同様、バルミューダの製品には開発コンセプトとなった、ユーザへのお役立ちポイントが必ず存在します。たとえば、加湿器「Rain」ではこんな具合。

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壺をヒントにデザインされ、インテリアとしても機能する加湿器。直接水を入れることができるので、大きな水タンクを持ち室内を移動しなくてもよい「ユーザの利便性」を提供しています。

AirEngine

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また、空気清浄機「AirEngine」では、空気がきれいになっていくことをユーザが実感できるための、コロンブスのタマゴ的な発想の転換も。

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ファンガードを外した時の写真

ジェットクリーニングモード」ではジェット機のように強烈に空気を噴出、循環。「空気が動くわかりやすさ」をユーザに提供する空気清浄機。「セーブエナジーモード」はわずか15dBの静かさ。

世界一“人の役に立つ”チームになる

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現在のバルミューダの技術チーム。デザインはもちろん、メカ、電子回路、ソフトウェアなどすべてを社内で開発している

これらの製品は、まず寺尾さんの着想から生まれます。「こういうのあったらすごくない?」風通し、見通しのよいオフィスで寺尾さんは社員にプレゼンテーションを行ないながら感触とアイデアの強度を確かめます。自社には開発環境も整備され、アイデアから試作へのスピードは早く、今日のアイデアが明日には試作として実現されることも珍しくありません。多くのアイデアとイノヴェーションへの熱意がこのスピード感を支えています。

バルミューダの製品を見た時に素朴に感じた疑問のひとつが「なぜ、どの製品も白を使っているのだろう」というものでした。率直にこの質問を投げかけると、答えは「多くの分野で新しく生まれたモノや試作機は白でデザインされているんですよね。例えばスペースシャトルとか、ASIMOとか。ああいった、人類の生活を変える可能性のある新しいモノが人々に与える期待感やワクワクする気持ちを白という色に込めています」と明快。

若い社員も多いバルミューダは、カテゴリーにひとつずつ革命的なものを生み出すテクノロジー集団を目指しています。「世界一“人の役に立つ”チームになる」(寺尾さん)夢に向かい、今日もチーム一丸となって疾走しています。

source: バルミューダ

(Tsuzumi Aoyama)