テスラCEOイーロン・マスクの懸念「ロボットは5年以内に人を殺すようになるかも」

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この記事はライフハッカー[日本版]からの転載です。

Inc.:イーロン・マスク氏が殺人ロボットについて再び言及しました。

マスク氏は、未来学サイト「Edge.org」にコメントを投稿。人工知能の発達により、人間を殺し始めることを合理的だと自ら判断するロボットが生まれる危険がある、と読者に警告しました。

人間はスパムのように削除されるかもしれない

「深刻な危機が5年以内に訪れる可能性がある」とマスク氏。

インターネットの評論家たちが、彼の大胆過ぎる未来予測をあざけり笑うと思ったのか、マスク氏は自説を次のように擁護しました。「私は自分が理解していない分野についてデタラメを言っているのではない」

しかし、この投稿は数分後に削除されました。

また、マスク氏は最近のインタビューでも、殺人ロボットについて終末論的な自論を語っています。

Vanity Fairのトークショーで、マスク氏は聴衆に向かって殺人ロボットの危険性を訴えました。進歩した人工知能が、人間をスパムのように削除する殺人ロボットを生み出す可能性がある、とマスク氏は言います。

そのロボットの「機能」がメールスパムの削除だとして、スパムを削除するには人間を削除するのが一番だとロボットが判断したら...。

インタビュアーはマスク氏に、殺人ロボットが地球に蔓延したら、人類はSpaceXの宇宙船で逃げられるでしょうか? と質問しました。しかし、思い通りにはいかないようです。

いいえ。そううまくはいかないでしょう...。最悪の場合、ロボットは地球の外まで人間を追いかけてきます。

ちなみに、マスク氏がEdge.orgから削除したコメントは以下の通りです。

(私は人工知能の発展を妨げたいわけではないですが)人工知能の進歩のペースは、信じられないほど速い。Deepmind社のようなグループを知らなければ、人工知能が指数関数的に成長していることがわからないかもしれない。深刻な危機が5年以内に訪れる可能性がある。長く見ても10年だ。私は理解していない分野についてデタラメを言っているのではない。

このことを憂いているのは私だけではない。先進的な人工知能企業は、安全を確保するために対策を講じている。その危険性をよく理解し、デジタル・スーパー・インテリジェンスを構築・管理すれば、悪質なものがインターネットに流出するのを防げるはずだ。予断は許さないが...。

Elon Musk Thinks Robots Could Start Killing Us in 5 Years|Inc.

James Cook(訳:伊藤貴之)

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