新種のマルウェアが出現! USB経由でiOSにも感染

2014.11.09 16:00
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iOSにもマルウェアが...

Mac、さらにはUSB経由iOSにも感染する新種のマルウェアが発見されました。このマルウェアは「WireLurker」と呼ばれ、中国のユーザを対象に爆発的に広がっているそうです。

セキュリティ企業Palo Alto Networkによると、これまでに476のOS X向けアプリケーションが感染したとのことです。「Maiyadi App Store」と呼ばれる中国のサードパーティのアプリストアを介して、過去6ヶ月で35万6104回ダウンロードされ、感染したユーザは数十万人に及ぶ可能性があります。

さらに悪いことに、発見されたマルウェアはUSBを経由してiOSデバイスにも感染するそうです。Palo Alto Networkは次のように説明しています。

WireLurkerは、感染したMacにUSB経由で接続されたiOSを監視しており、サードパーティ製のアプリや自動生成される有害なアプリを、脱獄したかどうかに関係なくインストールさせます。これゆえに我々はWireLurkerと呼んでいます。

WireLurkerはコードの難読化や独自の暗号化など、複雑な構造をしているようです。また、端末に含まれるすべての個人情報にアクセス可能で、定期的に攻撃者によるアップデートを待っています。しかし、まだ作成者の目的は明らかになっていません。

このマルウェアのターゲットは主に中国のユーザなので、心配しすぎる必要はありません。アップルは現在、対策を施したパッチを作成しています。しかし、このマルウェアの亜種が現れるかもしれないので、信頼できないアプリはダウンロードしないようにしましょう。


source: Palo Alto Network via NYT

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文
(谷垣友喜)

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