レーザーで人工の星を作る理由とは?

レーザーで人工の星を作る理由とは? 1

デススターのビームじゃないですよ。

上の写真で見えているのは589.2nmの波長を持ったレーザー光線で、それを発射しているのは、チリ北部のアタカマ砂漠に設置されている超大型望遠鏡VLT(Very Large Telescope)の中にある4台のUnit Telescope(UT)のうちの1台です。

しかし一体このレーザーで何をしているのでしょうか? 一見、他の星を破壊しようとレーザーを撃っていると誤解してしまいそうですが、実は地表から90km程の中間圏にあるナトリウムイオンの層を刺激することで、人工の星を作ろうとしているのです。

この人工の星は乱気流を集める特徴があり、そうすることで地球の大気の揺らぎが少なくなります。大気の揺らぎがを抑えることで、VLTでよりきれいな映像を撮ることができるようになるのだそうです。

映像のクオリティを上げるために、人工的に星まで作ってしまうなんて…頭が下がりますね。

source: G. Brammer/ESO

Attila Nagy - Gizmodo US[原文

(Tomo)