時間に囚われないための、時計

時間に囚われないための、時計 1

せわしない世の中だから…。

アートとデザインローザンヌ大学の院生であるRachel Sumingさんが制作したEclipseは、3枚のアルミ製プレートから成る時計です。精巧に作られていますが、何時を指しているかわかりますか?

彫刻が施された厚さ1.5mmのアルミ製プレートは、時間の経過とともにそれぞれ回転しながら重なっていきます。6時間かけて、円から六角形へと時計の形が変化していくのです。さらに、3時間毎に各プレートに彫られた模様が、12、3、6、9のいずれかの数字を描くので大体の時刻がわかります。また、一般的な時計でいうインデックスが描かれている箇所に隠れ矢印があるそうで、それが細かい時刻を指しているんだとか。

Sumingさんは、このデザインの背景にあるアイディアをこのように語ります。

「私たちはみな生活のせわしなさや、仕事で生産的であったり過酷なスケジュールに応えたりする必要性に影響を受けています。時計の針だってストレスの要因になり得るのです。私は、時間単位だけを示すPhilosophiaという特殊な時計にインスパイアされました。異なる時間の概念の一方を表し、もう一方を隠すというこのアイディアがEclipseにとっての出発点でした。」

斬新でありながら洗練されたデザインのEclipseが商品化されるかどうかは未定です。でも、こんな時計が壁にかかっていたら、時刻を確認するために見上げては時間に追われている自分を見直す良いきっかけになりそうです。

source: Dezeen

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(たもり)