イーロン・マスク氏、衛星インターネットに参入か

2014.11.11 11:30
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グーグルやフェイスブックに続き、空からのネット接続提供へ?

空からのネット接続といえば、グーグルの気球ドローン、フェイスブックの飛行機などが、へき地や発展途上国でのネット接続提供に向けて動きだしています。そして今、シリコンバレーのビッグネームがもうひとつそこに参戦しつつあるようです。ウォールストリート・ジャーナルによると、テスラ・モーターズやSpace XのCEO、イーロン・マスク氏衛星700機を使って世界中にネット接続を広げようとしているようです。

たくさんの衛星で地球全体を覆いネット接続を提供するというアイデアは、衛星スタートアップのWorldVu Satellitesが提案しているものです。その創業者のGreg Wyler氏は、以前グーグルに買収された衛星会社O3b Networksの創業者でもあり、買収後はグーグル役員を務めていましたが、今年9月に退職していました。マスク氏はそのWyler氏に協力していると言われているんです。

ウォールストリート・ジャーナルによれば、WorldVu Satellitesはまだ創業して間もなく、マスク氏の関わり方もまだ検討段階のようです。でももし彼らが実際にタッグを組めば、目指すのはより安定的かつ安価な衛星ネット接続です。

そのために重要なポイントは、従来より小さくて安価な通信衛星をたくさん作ることです。重量は現在商用されている通信衛星の最小サイズの半分ほどで250ポンド(約113kg)以下に、コストは数分の1の100万ドル(約1億1,500万円)以下に抑える必要があると言われています。それによって700機の通信衛星群が実現できれば、それは現在ある最大の通信衛星群、イリジウムコミュニケーションズによる衛星集団の10倍の規模になります。

WorldVu Satellitesにとって、マスク氏が協力することには資金だけでない明らかなメリットがあります。それは、彼がすでに安価なロケット打ち上げ実績のあるSpace Xのオーナーであることです。また彼はこれまでも冒険的なプロジェクトの可能性を見抜き、成功に導いてきました。この衛星インターネット計画も、Space Xのようにうまく打ち上がることを期待しましょう。


source: WSJ

Chris Mills - Gizmodo US[原文
(miho)

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