故人の遺灰を弾丸にする会社

故人の遺灰を弾丸にする会社 1

あいつは鉄砲玉のような男だった…と懐かしむ夜に。

故人の遺灰でダイヤモンドをつくるビジネスが登場から10余年で消える気配もない中、アメリカでは故人の遺灰で弾丸をつくる会社「Holy Smoke」が細々と営業しているようです。

会社はアラバマのThad HolmesさんとClem Parnellさんが2011年に始めました。お葬式の後に遺灰を送ると、希望に応じて散弾銃用の弾丸やライフル、拳銃のカートリッジ(薬筒)にして送り返してくれます。仕上がりは大体48時間後、料金は850ドル(約9万8,000円)とも1250ドル(約14万4,000円)とも報じられています。

遺灰1ポンド(454g)で、散弾銃の弾丸は250発できます。遺灰を混ぜ込むのは火薬ではなく、弾の外枠のところです。同じ重量でライフルのセンターファイアー式薬きょうは100発、拳銃の弾なら250発できます。ライフルと拳銃の場合、遺灰はホローポイント弾の先端の窪みに詰めてワックスで塗り固めるのだとか。

Holmesさんが以前NPRに語ったところでは遺族の評判は上々で、ある未亡人は「アウトドアと鴨狩りが大好きだった夫への何よりの餞(はなむけ)。拳銃の弾にして狩り仲間におすそ分けしました。21発の礼砲であの世に送ってあげたい」と喜んでいたとのことです。

Holmesさんも自分が亡くなったら拳銃の弾になって息子につかってもらいたいと考えています。息子は自分似でハト・鴨狩りが大好き。「拳銃の弾250発で1ケース10箱だから、毎年狩猟解禁のとき1箱ずつ使えば10年は少なくとも思い出してもらえる」と今から張り切ってますよ。

image: USA Today

source: USA Today, NPR

(satomi)