iPad外部ディスプレイ化の新本命「Duet Display」公開

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遅延なしってのは本当なの?

iPadをMacやWindowsの外部ディスプレイに。この需要って結構高いんですよね。せっかくきれいな液晶があるんだから、PCの前に居る時も活用できないものか?と。

これまでも無線や有線でiPadを外部ディスプレイ化できるアプリがありましたが、どれも描画レスポンスの遅さやCPU負荷がネックとなり、お世辞にも滑らかとはいえないレベル。ちょっとウインドウを移動させようものならカクカクして「コレジャナイ」感も…。

しかし、この度リリースされた「Duet Display」はというと、60フレームの滑らかな描画でラグ無し。だというのです。本当だとしたら僕たちの悲願、iPadディスプレイ化計画がいよいよ達成されることに。これは試さずにはいられません。

Duet Displayの使い方&性能は?

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現在のところPC用アプリはMacだけ。公式ページからクライアントアプリを無料でダウンロードできます。インターフェースはシンプルで、設定も必要最低限。「Resolution」メニューでは描画クオリティ優先の「Retina」モード。パフォーマンス優先の「Regular」モードが選択できます。「Frame Rate」メニューでは同じく60fpsと30fpsの選択が可能です。

iOS用アプリはAppStoreからダウンロードできます。価格は現時点で1,000円

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Mac用アプリはインストール後、1度再起動する必要があります。しかしその後はアプリを起動して、iPad(やiPhone)をLightningやDocケーブルで接続するだけでOK。Plug and Play!

さて、気になるのが遅延の行方。公式には「Lag Free(ラグ無し)、「60 Frames Per Second(60fps描画)」と謳っていますが、そちらの性能は?というと…。

悪くありません。

ラグ無しで60fpsヌルヌルか?というと、さすがにそれは大げさな気がしますが、既存の無線・有線ディスプレイ化アプリと比べると比べ物にならないほど高速・高レスポンスです。わかりやすく例えるならヤムチャとベジータくらいの差があります

なお、試した環境はMacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014)でした。ひょっとしたらレスポンスや描画速度は、Mac側の性能にも左右されるところなのかもしれませんね。

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Retinaモードでは高精細でさすがの美しさ。MacBook ProのRetinaディスプレイと並べて使っても見劣りしません。ドットバイドット表示や、任意の解像度へは変更できませんが、見やすい大きさです。iPadの画面サイズを考えると、それでいい気がします。

Duet Displayは買いか?

結論からいうと。MacとiPadを持っている。というユーザであれば、間違いなく買って損は無いでしょう。さすがにHDMIやThunderbolt接続のディスプレイに比べてしまうと「ラグなし」は大げさですが、既存の外部ディスプレイアプリとは一線を画する完成度・快適度。体感で申し訳ないのですが、僕が触った感覚ではUSB接続の外部モニタと同じレベルに達していると感じました。十二分に実用的です。

自宅のMac用外部ディスプレイとしてはもちろん。アプリを自動起動に登録しておけば、iPadをMac miniやMac Proのメインディスプレイとしても利用できるようです。もちろん、純粋にMacBookユーザならノマドワーク時のお供として、大活躍してくれるでしょう。そんなステキ感あふれるDuet Displayの対応状況は以下のとおり。

・iPhone iOS 5.1.1 以上

・iPad iOS 5.1.1 以上

・Macs 10.9 (Mavericks)以上

ちなみに、噂によるとこのアプリを開発したのは、元アップルのディスプレイ担当エンジニアらしいですよ。なるほど、この完成度にも納得できる気がします。

source:Duet Display,App Store

(小暮ひさのり)