ソリもくる? 五輪ルール改正で分散開催がOKに

ソリもくる? 五輪ルール改正で分散開催がOKに 1

なんか2022年冬季五輪はどこもやりたがらなくて、北京アルマトイ(カザフスタン)の一騎打ちらしいですね…。

国際五輪委員会(IOC)は収賄・ずさん経理で不祥事が絶えないし、国民投票がまともに機能してる国はどこも招致にはNOと出てしまうようです。

このままでは五輪存亡の危機!…ということでIOCがお金と管理をきっちり正す新ルールを月曜の臨時総会で審議し、全会一致で可決しました。

中長期改革案40項目の骨子はIOCが先月発表した「五輪アジェンダ2020」(pdf)で読めます。

改善点は怪しいぐらい多岐に渡るのですが、一番の注目はやはり、複数の都市や国で開催を分担できる「分散開催」でしょう。分散なら招致レースのお金、1都市にかかる負担も減らせますもんね。

開催国にスキーのジャンプ台がないのなら、隣の国や都市にジャンプ競技を任せる、というのもアリです。都市が複数にまたがるW杯みたいな感じですね。たとえばNYC、LA、サンフランシスコ、フィラデルフィアで五輪共催とかっていうのもアリです。

ソリもくる? 五輪ルール改正で分散開催がOKに 2

やはりソチが大張り切りで400億ドル(4兆円+)以上の予算オーバー(ほとんどは横領で消えた)でバーを押し上げてしまったのが大きかったんでしょう。改革案を見ると、開催期間中だけ盛り上がって閑古鳥…ではなく、持続性のある開発をIOCとしても真剣に考えることが伺えます。

招致都市が支払う会議や会合の回数は減らして招致レースに参加しやすいようにして、各年の参加選手と競技の数にも上限を設け、労働基準の順守を監視し(ブラジルはこれが問題視されてる)、国際財務報告基準(IFRS)で監査を入れ、年次決算報告も行い、もっと透明性のある組織にする、とありますよ。

そんな大風呂敷広げて実践できるのかなって気もしますけど、招致レースの改革は遅きに失した感も。平昌のソリが日本に来るっていうのも、あながちない話ではなさそうです。ルール的には。

lead image by Paolo Bona / Shutterstock.com

Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文

(satomi)