シベリアの乗客みんなで押してる飛行機は別に押さなくても飛んだようです

氷点下52℃。アイスバーンのシベリアで身動きのとれなくなった飛行機を、乗客みんなで押してる珍映像が話題を呼んでます。

なんで押してるん? 押しがけか? いろいろ謎な映像ですが、どうやら話を整理すると、こういうことのようです。

まず技師が車輪に注す油の種類を間違えてしまい、それでTu-134が飛べる状態になったのはいいのだけどブレーキパッドが氷結。車輪のひとつがイガルカ空港(北極圏の北160km)の駐輪場にカチンコチンに固定されてしまいます。

重いと滑走路まで移動できないので、パイロットは乗客76人に飛行機をいったん降りてもらいます。するとせっかく降りたんだから記念にってことで、みんなで飛行機押すポーズをとって撮った、それがこの映像というわけですねーはい。要するに記念撮影。別に押さなくても飛んだのです。

空港所長はRTに、そもそも乗客があんな重い機体動かせるわけがないと話してます。「翼は高さが2mもあるので手が届くのがやっとだし、仮に届いたとしてもカヴァーとフラップを傷めてしまう」、「たぶんセルフィーか何かのつもりで撮って、そのギャグがネットでウケたんじゃないかな」とのこと。

地元の検察官もAPに、「飛行機はもちろん牽引されていた。人力で動かすのは物理的に不可能だ」とコメント。

言われてみれば最後の最後のところで牽引の車がチラッと映ってますね…ははは。やられたー。

source: RT via USA Today, Siberian Times via Digg

Leslie Horn - Gizmodo US[原文

(satomi)