北極点の領有権争いにデンマークが参戦

北極点の領有権争いにデンマークが参戦 1

ロシア、カナダに続き、資源を求めて。

北極点って何もないただの氷で、シロクマがうろついてる程度の場所、と思われているかもしれません。でも、びっくりするほど多くの国がその領有権を主張しているんです。その理由は主に、その下にある石油資源です。そして今週新たに、デンマークがその所有者として名乗りをあげました。

北極点をめぐっては、「ほんのちょっとでも可能性があれば、自分のものって言っておく」みたいなことになっています。北極点の下には、石油だけでなくいろんな鉱物もたんまりあると考えられてるからです。この領有権争いに参加しうるのは、北極に国境を接してる5ヵ国、つまり米国(アラスカのおかげ)、カナダロシア、ノルウェー、そしてデンマークです。

北極点を手に入れるには、そこに自分の旗立ててくればいいってものじゃありません(ロシアはそれをやったんですけど)。自分の国の大陸棚が北極まで続いてることをちゃんと証明しなくちゃいけないんです。そのためには、専門家チームに多額の費用を払って海底を調査してもらって、国連に証拠として出さなきゃいけません。

今まで、それをしたのはロシアとカナダだけでした。でもAP通信によると、今週デンマークも国連にその申立をしたんです。彼らいわく、海底山脈がシベリアの北1,240マイル(約2,000km)ほどのところにあって、それはグリーンランドにつながっているんです。で、グリーンランドはデンマークの中の自治領、だから北極点の石油はデンマークのもの、というわけです。

それならもうデンマークで決まりのように聞こえるんですが、ロシアやカナダもそれぞれに説得力のある申立をしていて、判断は難しそうです。こういうの、丸く収めるにはどうすればいいんですかね…。

Image credit: Denis Burdin/Shutterstock

source:Associated Press

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(miho)