Xperia Z4のデザインがソニー・P「007」最新作経由で流出、新ウェアラブル端末も

2014.12.20 20:00
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まだ複数コンセプトある段階です。

ソニー・ピクチャーズへのハッキングによる情報流出で、ソニー・モバイルの次期フラッグシップフォンXperia Z4の情報まで漏れていたことがわかりました。ソニー・ピクチャーズとXperia Z4の接点は、映画007シリーズの最新作Spectre」の中にXperia Z4を登場させる、プロダクト・プレイスメントに関して、会社上層部で調整されていたらしいんです。ちなみにSpectreの脚本も、書き直しの過程まで含めてすでに流出しちゃってます。

大公開されてしまったソニー・ピクチャーズのマイケル・リントンCEOの受信メールの中に、Spectreでのプロダクト・プレイスメント関連資料がごっそり入っていました。中には新たなデザインコンセプト案らしきものも含まれています。


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リントン氏にメールしたのはソニーの消費者向けマーケティング担当エグゼクティヴバイスプレジデント、ジョージ・レオン氏。メール本文には、ソニー・ピクチャーズに支払われる多額のプロダクト・プレイスメント費用も赤裸々に書かれていました。ダニエル・クレイグ氏扮するジェームズ・ボンドが映画のシーンでXperia Z4持っただけで500万ドル(約6億円)かかっちゃうのとか、軽く衝撃です。

そのメール本文はこちらです。「サム」は監督のサム・メンデス氏、「ダニエル」は俳優のダニエル・クレイグ氏、「バーバラ」はおそらく007シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリ氏を指しているようです。

ソニー・モバイルが、新Z4フォンの必要なヴィジュアルを送ってきた。この端末は2015年5月/11月に計画されている。添付するので見てほしい。

バーバラがこれを持って間もなくサム/ダニエルと会って協議し、彼らのデザインを持ってまた我々と会うことになっている。(ソニー)モバイルも了承していて、我々の連絡を待っている。

バーバラはZ4を(映画に)入れることに関して、プレイスメント費用を取りたがっている。彼女はソニーが1,800万ドル(約21億円)のマーケティング/広告キャンペーンにコミットするつもりだとは理解しているが、さらにプレイスメント費用も求めている。今まで、ソニー・エレクトロニクス/モバイルは費用は払っていないが、以下を支払っている。

・広告コミット枠 1,800万ドル(約21億円)

・テレビ、印刷物、デジタル等々の製作予算/コスト 500万ドル(約6億円)

・ダニエル・クレイグの費用 500万ドル(約6億円)

・限定版Boneフォンに関するEONへのライセンス費用(ちなみにソニー・モバイルはこの分取り戻せていないが、とにかく払った) 100万ドル(約1億2,000万円)

今日時点で、ソニー・エレクトロニクスは以下を予算に計上している。

・広告コミットメント 1,800万ドル(約21億円)

・ダニエル・クレイグの費用 500万ドル(約6億円)

・製作予算 500万ドル(約6億円)

ダニエル・クレイグの費用をやめて、ソニーに対して、バーバラにプレイスメント費用400万ドル(約4億8,000万円)を払うよう説得してはどうだろう。今回ダニエルは使わない。やめておこう。残った100万ドル(約1億2,000万円)の予算は、「Q」を起用するのに使えないかな? その費用には、ソニーに対してバレル(訳注:テーマ曲とともに銃の砲身を通してジェームズ・ボンドが見える、あの映像のことと思われます)を含む007の商標を使う権利の分も含める必要があるが、ダニエルはなしだ。

メールに添付されていたヴィジュアルデザインはまだコンセプトのようですが、未来感が強調されていて、最近のソニー製品としては新鮮な印象です。完成形ではなくても、ソニー・モバイルとしてはある程度自信があるからこそこうしてグループ企業に提示したんでしょうね。

ただ今のところ、コンセプトが複数あるようで、最終的にどうなるのかはまだわかりません。たとえば上の「Hardness+Softness」とキャプションされたデザインは丸みを帯びていますが、下のガラスっぽいデザインではシャープな角が強調されています。


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また、ディスプレイの面白いしかけもチラ見せされてました。Xperia Z4のロックスクリーンは筐体の色に応じて色が変わるらしく、時刻表示フォーマットも独特です。察するにたとえば「5時30分」なら大きく「5」が表示され、「30分」は「5」の下から水がたまるような感じで半分色が変わった状態として表示されるみたいです。


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さらにこの添付ファイルには、新たなウェアラブルデバイスの画像も含まれてました。ソニーのスマートウォッチはすでにありますが、こちらは別途最初から作り直したもののように見えます。


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このデザインからは、Moto 360みたいな万能スマートアシスタントというよりは活動量計に近い印象を受けます。が、実際世に出るときにどうなっているかはわかりません。Xperia Z4に関しても同様です。

Xperiaも苦戦しているので、デザイン刷新で巻き返しなるかどうかですね。そちらはぜひがんばってほしいんですが、この分だと他の情報もまだまだ出てきちゃいそうで、どうなることか心配です…。


Ashley Feinberg - Gizmodo US[原文
(miho)

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