ドイツの科学者達が作ったのは、悪夢のような1メートルの虫型歩行ロボット

巨大な虫ロボット

それは、これまでSFでしか見ることのできないものでした。それがついに、ドイツのビエレフェルド大学の科学者達によって作られちゃいました。虫っぽく完璧に歩けるこのロボット、3フィート(90センチ位)もの大きさということで、虫がコワイという方にとっては恐怖でしか無い大きさです。気になるお名前は、ヘクターくん

ロボットはナナフシの動きをモーションキャプチャーして作られています(モーキャプ用のマーカーをつけられて動き回るナナフシちゃんのGIFも記事後半に載せていますので、ダメな人は要注意)。超軽量の骨と18個の柔らかな関節のおかげで、どのような場所でも歩けます。見てお分かりになるように、限りなく素敵!

「ロボットを歩かせるためには、サブシステムが相互にコミュニケーションを行わなければなりません。そうしなければ、ロボットは全ての足を同時に上げて倒れてしまうかもしれないのです」と研究者のヤン・パスカルバイトさんは説明しています。もちろんヘクターくんはそんなバカなことはしません。

ヘクターくんにはセンサーも搭載されており、障害物を認識して、ルートを変えることもできます。みなさんの悪夢の中でモゾモゾ動くこと請け合いのヘクターくんですが、それ以外にもヘクターくんには存在意義があります。それは虫の動きの研究の手伝となることなんだとか。

コンピューターサイエンス、生物学、物理学、工学、などの8つの研究団体が3年をかけて完成させたヘクターくん。今後は虫を元にしたカメラや触覚なども作るそうです。実は虫ロボットは科学の世界では決して新しいものではなく、例えば近年では、蜂の数が激減している問題に関連して、すでに数年をかけてロボット蜂を作っていたりするんだそう。

しかし1メートルもの大きさのロボット虫はこれまで存在しませんでした。カワイイと同時に虫酸が走る姿と動き、大きさを兼ね備えたヘクターくん。皆さん今夜は良い夢を。夢の中でヘクターくんが襲ってきたときに対処できるよう、枕の下にハエ叩きを備えてねるのもいいかもしれません。

source: University of Bielefeld via New Scientist

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(abcxyz)