2015年は燃料電池を持ち運ぶ時代になるかも

2015.01.31 10:00
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モバイルバッテリーは発電の時代へ。

ドイツ語で「発電所」の意味を持つ「kraftwerk」は、携帯型の燃料電池であり、現在Kickstarterにて資金調達中であります。執筆時点にて、目標の500,000ドル(約5,900万円)に対して、それを上回る843,555ドル(約9,950万円)の調達に成功しています。

これまでのモバイルバッテリーは、その本体自体も電気(もしくは太陽光)で充電しなくてはならなく、コンセントがなければいつか使えなくなります。つまり、非常時に使えなくなる可能性は捨てきれませんでした。

そこで、このkraftwerkの登場となります。見た目は普通のモバイルバッテリーに見えますが、中にガスを充填するだけで、発電が可能となっております。よって、全ての電気網から独立し、いつでもどこでも電気を供給できる究極の小型燃料電池となります。



充填に使うガスはどこにでもあるカセットコンロやライター用のガスボンベを使用し、たったの3秒、ガスを充填するだけで、iPhone11台分もの充電ができる優れものです。


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電気を作る仕組みとして、ガスを水と二酸化炭素と分解することで電気が発生します。最近話題になっている燃料電気のクルマは、水素を水と電気に分解するのに対して二酸化炭素が出てしまうので、そんなにエコではない気がしていました。しかしこのモバイルバッテリーはまさに燃料電池と呼んでもいいものですね。


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現在、99ドル(約11,600円)の支援で手に入るkraftwerk。締め切りは2015年3月6日までとなっており、出荷は12月中旬とのことです。ちょっと大きい気がするので、商品化後にはどんどん小型化をすすめていってほしいです。

日常シーンでもそうですが、災害時には特に重宝しそうなので、一家に一台ほしい一品です。


source: Kickstarter

(okeyuhi)

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