黄色いけど3倍早い、バキューム式消火ヘリがあれば山火事も敵じゃない

2015.01.12 14:00
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森林火災や山火事の消火に使われる消火用ヘリコプター。消火ヘリがどれだけの水を一度に運べるかも重要な要素ですが、一度運んでいる水を散布した後は、どれだけの早さで給水できるかが重要になってきます。現在消火ヘリに多く使われているシステムでは、ヘリコプター機体下部に大きなバケツが取り付けられていて、水面にそれをこすりつけるようにして水を汲むようになっており、このやり方ではだいたい1分間で4,000リットルが組み上げられます。

しかしスペインのデザイン会社Inventecの開発したプロトタイプでは、バキューム式の給水で1分の間にこれまでの3倍の1万2,000リットルも汲み上げられるそうです。しかも、水タンク部分をチャポンと水につけるだけでこれができ、水の深さが30センチほどのところでも給水できるとか。

タンクに水を入れた後は、そのまま火災現場上空に飛んでいって炎に水をかけてもいいし、入れた水を地上の消火チームが使えるよう運んでいき、ヘリからタンクを切り離すこともできます。そうした使い方で、消火用だけでなく、自然災害時に陸路で水が運べない地域へと水を運ぶという役立て方もできるんです。まだプロトタイプということで製造には入っていないようですが、この黄色いヘリが火災消火現場に出だしたら、これまでよりも山火事や森林火災の被害も減るんでしょうね。そうなる日が早く来ると良いですね。


source: Inventec via Gizmag

Andrew Tarantola - Gizmodo US[原文
(abcxyz)

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