4万年分もの氷の下に南極大陸の山岳地形広がる

4万年分もの氷の下に南極大陸の山岳地形広がる 1

南極大陸に広がる氷の下には、山、尾根、渓谷など他の大陸と同じ地形があるようです。しかし、4万年分もの氷を貫き、地下に広がる広大な地形を確認できる手段はレーダーしかありません。

北半球は冬真っ盛りですが、南極大陸は夏。南極の研究者にとって今が最も研究を進められる季節です。南極の氷床コアを掘り進めている研究者たちはこのほど、南極点でこれまでで最も深い1,500メートル地下まで掘っています。これは4万年分に相当する深さになります。

掘る作業の途中で岩にぶち当たってしまったら大変なので、NASAから1998年に撮った断面図を提供してもらってプランニングを進めたのがこの断面図。南極横断山脈の氷に覆われた部分をとらえた写真として最新のものです。

この断面図は、レーダー装置が搭載された飛行機を南極上空に飛ばし、そこから地上に向けてマイクロ派を照射し、反射したデータをもとに作成されたものです。氷や岩など物質が異なればレーダーの反射波形も異なるので、山岳地形があることが確認できます。あの分厚い氷の下にはこんな風景が広がってるんですね。

source: NASA Earth Observatory h/t @coreyspowell

Sarah Zhang - Gizmodo US原文

(岡徳之)