青天の霹靂…あのPalmが会社として復活

青天の霹靂…あのPalmが会社として復活 1

まさか2015年復活を遂げてくるとは!

PDAという言葉の全盛期を駆け抜けたのはPalmだったのではないでしょうか……。そして、そのままスマートフォン市場でも覇権を握るはずが、まさかの大没落で身売りして姿を消していった、あのPalmが、なななんと「2015 International CES」で沸く米国ラスヴェガスにおいて、新しい米国企業のPalm Inc.として再出発を切ることが急きょ発表されましたよ。

Palmのブランドは、歴史を通じて、常に「イノヴェーション」の同義語となってきた。一貫してモバイルテクノロジーのパイオニアの役割を担ってきたのだ。そしていま、このパイオニア精神を復活させる時が来た。

そんな心ときめくアナウンスとともに復活してきた新生Palm Inc.は、実は中国企業のTCL Communicationの子会社に位置づけられ、カリフォルニアのシリコンバレーに本拠を置きます。まずは業界史上最大規模のクラウドソーシング・プロジェクトを立ち上げることがファーストステージの目標に掲げられており、スマートフォン業界では「Alcatel OneTouch」ブランドの製品を送り出すTCL Communication傘下で、大規模なPalmコミュニティからのフィードバックを活かしつつ、革新的な新発表を行なう方針などが打ち出されていますよ。

いまだ具体的なヴィジョンは明らかにされておらず、Palm Inc.の手がける新製品やサービスの形が見えないため、現時点では、これがどれほど真の意味でのPalmの復活へとつながるのかは、なにも定かではありません。でも、もしや「Palm Pre 3s」のようなスマートフォンが、数年のブランクを経てPalmブランドでよみがえってくることになったら、意外とスマホ業界に一石を投じる大発表となったりするのかも。

あっ、ただし、Palmの実質的な技術的資産となる「webOS」などは、すでに他企業の手に握られているので、今回の復活はブランドイメージの分野に限定される可能性も否定できず、完全なるPalmの復活までは望めないのが残念なところですけどね。

source: asianetnews, TCL Communication

(湯木進悟)