IMAXシアターを凌駕するシボレーのPowerWall型ディスプレイ

2015.01.17 10:00
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プロトタイプを高速化できるかも。

自動車を設計する際、プロトタイプの設計はほんの少しの修正であっても粘土や材木、金属パーツと言った材料を作り直すことで、何週間にもわたる修正作業が必要でした。未だにこういったプロトタイプを作るというのが自動車の設計ではメジャーなのですが、そんな工程をテクノロジーの力で全てカットできるかもしれません。それに手助けするのがシボレー4K超高精細モニターです。

PowerWallというその高精細モニターは、約240平方フィート(22平方メートル)のスクリーンで、そこにクリスティ・デジタル・システムズ社のChristie Mirage 4K25という3Dプロジェクターを2台1組で動作させ、2Dあるいは3Dの画像を映し出します。

この画像は外部GPUを備えた8台のコンピュータと5人のオペレーターにより瞬時にレンダリングされます。エンジニアグループのマネージャーJoe Guzman氏は「これこそが高精細ならではのメリットでしょう。マスデータを駆使してレンダリングすれば、完成型の車の様に顧客に披露することができます。」と語っています。また、プレス向けのコメントでは「デザイナーもエンジニアも非常に細かなところまで間違いがないのかを徹底的に確認することができるのです。」とも話しています。



シボレーではこのシステムをいまや日常的に使用し、詳細の確認からデザインの決定までを行っています。しかし、すぐに全ての工程をこのバーチャルの製図板で行うのは難しいだろうともGuzman氏は考えているそうです。例えば、没入感に定評のあるOculus Liftのヘッドマウントディスプレイ(HMD)を採用してみると更なる設計の高速化にも繋がる可能性もありますよね。様々な方向にテクノロジーが進む今、次はどのような技術が採用され注目を浴びるのか楽しみです。


source:Chevrolet

Andrew Tarantola - Gizmodo US[原文

(小山和之)

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