英諜報機関、公式暗号化アプリ「Cryptoy」を無料配布中

英諜報機関、公式暗号化アプリ「Cryptoy」を無料配布中 1

NSA(アメリカ国家安全保障局)に対するイギリスの答え、GCHQ(政府通信本部)。その名前は、「大量監視」や「ケータイ電話ハッキング」と同義語として語られることがほとんど。しかし、実はこの英諜報機関、暗号がいかに楽しいかを教える子供向けアプリを公開中なんです。

「楽しく学べる」このアンドロイドアプリは暗号の基本テクニックを伝授。子供たちは実際に作った暗号を友だちに共有したり、どんな言葉が隠されているのか解読してもらうこともできます。これは楽しい!

でも、ぶっちゃけ皮肉めいた感もありますよね。なぜって、GCHQはスノーデンのリークによってインターネット上のスパイ行為を暴露されてしまった渦中の組織ですし、そのスパイ行為には「通信会社へのハッキングを行って、とりわけ一般市民の暗号化通信にアクセスしていた」という報告も含まれているから。

このアプリは、幼少期から暗号解読への関心を高めて次世代の英サイバー諜報員を育成する試みにもなっているので、なかなか賞賛に値すべき面白い取り組みだと思います。でもお察しのとおり、この暗号化システムで本当の秘密情報を送ったりしちゃダメですよ。GCHQにはすべて筒抜けですからね。せいぜい好きな子の名前くらいにしておきましょう。

CryptoyはAndroid 4.1以上の端末で入手可能です。

source: Ars Technica

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(Rumi)