富士フイルム、初のF2.8通し標準ズームレンズを来月海外で発売

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長らく待っていた方も多いのでは?

恐らくプロ写真家の多くが一般的に常用しているズームレンズといえば、開放F値固定のレンズでしょう。今まで富士フイルムのXマウントには、そのようなレンズはラインナップされていませんでした。

しかし、来月遂にXF16-55mm F2.8 R LM WRが発売されるのです。ただし、これは海外での話で日本国内向けにはまだ何も発表されていないのが悔しいやら寂しいやら。

さてさて、標準ズームに限った話をすれば、富士フイルムのユーザは今まで16-50mm f3.5-5.6か18-55mm f2.8-4のどちらかから選ばなければなりませんでした。そこに投入される新しい16-55mmは、F2.8の明るさで暗所での撮影にも力を発揮し、35mm判換算24-84mmという利便性が高い広いズーム域を持っています。

このレンズがライナップされることで、標準ズームの性能では富士フイルムはAPS-Cミラーレス市場において、有利なポジションに立つことになるでしょう。

近い性能をもつレンズとしては、ソニーの16-70mm F4といったところでしょうか。ただ富士フイルムの場合、手ぶれ補正が搭載されていないため、人によってはこれが大きな欠点となる場合もあるかもしれません。

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逆に富士フイルムの16-55mmは防塵防滴でマイナス10度の耐寒性能も有しており、これは競合他社のレンズにはないメリットです。ちなみに、この防塵防滴機能を最大限に活かすためには、同じく防塵防滴機能を有すボディX-T1が最高の相棒と言えるでしょう。

この16-55mmF2.8は約1,200ドル(約14万4000円)で、2月に発売予定(ただし海外で、ですが)。高めの値段設定ですが、各メーカーのF2.8通し標準ズームを見ると、どれも高価格に設定されています。

このレンズが発売され、撮影サンプル等が出始めれば、恐らく多くのユーザのカメラバックの一角を担うレンズになるのではないでしょうか。

Michael Hession - Gizmodo REFRAME[原文

(小山和之)