指がマウスになる「Motix」使ったら、マウスが恋しくなった…

フォースみたい! でも、まだまだ。

マウスに代わるコンピュータ操作手段のアイデアは常にあれこれ提案されてますが、今年のCESではMotixが登場してきました。僕らの指が、マウスの代わりになるんです。

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仕組みはまず、キーボードのユーザから見て奥側にセンサを取り付けます。するとセンサがキーボードの指定した範囲(これは手の大きさに応じて変えられます)の動きをトラッキングしていきます。キーボードとディスプレイの間にセンサを置く形になるので、デスクトップコンピュータとかタブレットに外付けするような、単体のキーボードじゃないと使いにくそうではあります。

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Motixのもうひとつのパーツはステッカーになった静電容量式タッチパッド。これはキーボードの手前側に貼って、利き手とは逆の親指で操作する感じです。1~4まで番号が付いていて、「1」を押すと指をトラッキングするセンサが有効化、「2」を押すとセンサの感度がアップ、「4」を押すとディスプレイがタッチスクリーンになる…といった具合です。

MotixをWindows 8.1で試してみたところ、やはりタッチベースの操作に重点を置いたOSのためか、相性が良いと感じました。でもMacでも使えます。

ただこの種のマウスの代替手段の問題は、アイトラッキングのTobiiとかも含めて、マウスの方がまだまだ頼りになることです。残念ながらこれはMotixにも言えることで、デスクトップ上を軽やかに滑っていたかと思えば、急に思い通りに行かなくなって、タッチパッドを必死に押してやり直したり、それでも全然動かなくなったりします。で、イライラして、「えーいマウスはないのかマウスは!」となり、「ああ、ここにはないのか…」と寂しくなるんです。あ、Motixは一応マウスと共用可能ではあります。

Motixは120ドル(約1万4,000円)2月に発売予定。ほとんどのキーボードと互換性があります。画面上のポインタをフォースみたいに動かしたいなら、とりあえずMotixがその手始めにはなるはずです。が、それは多分長い長い長い物語の、ほんの序章になりそうです。

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(miho)