落選案の図書館デザインがうまく出来すぎていて勿体ない

落選案の図書館デザインがうまく出来すぎていて勿体ない 1

落選=優れていない?

もしハリケーンがカルガリーの中心部に直撃することがあれば、このコンペ案の片持ち梁で持ち出したメインフロア下に隠れるより、落下に備え外に立ち尽くす方を選ぶ人もいるかも知れません。

それくらいダイナミックなデザインだと言うことは置いておいても、この新しいカルガリー中央図書館のプロポーザル案は信じられないほどうまく出来ています。それが建たないというのは残念で仕方ありませんが。

落選案の図書館デザインがうまく出来すぎていて勿体ない 2

上の画像はSnøhettaとDIALOGによるカルガリー中央図書館の優勝案となったガラスの構造物です。コンペでトップを取るほど美しく、圧倒的な勝利に思えました。しかしこの度Arch Daily により公開されたニューヨークのデザイン会社REXが提示していた設計案の詳細を見るまでは、彼らの建物が日の目を見ることがないままなことに失望しました。

REXの設計案が冒頭の画像です。このダイナミックな長方形のデザインは完全なランダムではなく、モジュール単位で構成されて、図書館として空間の使い方を再考しています。図書館の構成要素を一旦分解、ブロック分けし周辺の建物に配することで再設計することで、最も公共性の高い要素が敷地を囲うように、それぞれの要素を繋げるレールのように考えられています。

彼らのアイデアは一言では語りつくせないほど魅力的です。Arch Dailyの記事を見ればお分かりになると思います。プロポーザルが建築になるまでのプロセスに興味がある人にもおすすめです。

source: Arch Daily

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(小山和之)