ペンタゴンが人を殺さない迫撃砲を開発

2015.01.04 17:00
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スタングレネードの砲弾をブチ込みます。

イラク戦争とアフガニスタン戦争で死んだ市民の数は、推定17万4000人にも登るとされています。人口密集地への攻撃で市民を殺傷してしまうのを防ごうと、アメリカ国防総省ペンタゴンは、非致死性の迫撃砲弾を開発したようです。

新たに開発された81mm迫撃砲の砲弾は、ヴァージニア州クワンティコで最近デモンストレーションをしたばかり。危険な兵器にかわりないものの、人が死なないように作られています。砲弾には14個のフラッシュバン(光と音で相手を一時的に戦闘不能にする非致死性手榴弾)が入っており、着弾時に相手を失神させ、視覚と聴覚を奪います。兵士が目的を達成するまでの間、一時的に敵兵を混乱させるのが目的なわけです。

この兵器の重要性についてVice NewsのRyan Faithさんが上手く説明していますので読んでみましょう。。

戦いでは、力で制すか、力で脅すことにより、相手の行動を変えるというのが基本です。人々に怪我をさせたり殺害したりといったことはルールに書かれていないのです。しかし人間の生まれ持った気まぐれさと心理的な影響により、一般的に他人を殺すことが一番確実な方法だと受け取られているのです。

もちろん敵を殺したいのであれば、普通の手榴弾や弾丸、爆弾の方が効率が良いけれども一般市民も巻き添えにしちゃう可能性も高いわけです。そんな「巻き添えあっても敵兵を殺して勝てばいい」ではなく、「なるべく敵も殺さずに勝つ」ということですね。

もちろんこの「非致死性」の迫撃砲だって、死の危険が全くない兵器ではありません。フラッシュグレネードも当たりどころが悪ければ、障害が残ったり、死んでしまう場合だってあります。

実際に武力行使に至るのを避けて平和に解決できれば一番なんですけどね。


image by Flickr
source: Vice News

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文
(abcxyz)

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