舌から音を聞く? 手話の代わりになるかもしれないデバイス

舌から音を聞く? 手話の代わりになるかもしれないデバイス 1

コミュニケーションの形が変わるかも?

耳が不自由な人は、音を伝えるために必要な蝸牛を移植したり、手話を使ったり、さまざまな方法で外からの情報を受け取ります。しかし移植は高く、切開の必要もあるので老人には適しておらず、手話もある程度の学習が必要なんです。でも近い将来、もっと簡単に解決できるようになるかもしれません。

コロラド州立大学の研究チームは、舌に微弱な電気信号を送って音を聞くという画期的な方法を発表しました。耳に装着したBluetooth搭載の小型のマイクで、環境から音や言葉を捉えます。捉えられた音は受信機・プロセッサーに送られ、電気信号に変換されて舌に伝えられます。すると、練習は必要なようですが、脳が信号を音に変換して聞こえるようになるそうです。

動画の中で開発が進んでいるプロトタイプを見ることが出来ます。今後研究が進むと「口内に収納できて外からは全く見えない、矯正リテーナーのような形状になる」と、Leslie Stone-Roy博士はコメントしています。最高でも2〜3ヶ月練習することで、脳が信号を言葉や音に変換できるようになるそうです。研究チームのWilliams博士と大学院生のJJ Moritzさんは、既に仮特許を取得して、スタートアップ企業を興して市場に公開するそう。

応用次第では、ちょっとしたテレパシーみたいなことが可能になるのでしょうか?

source: コロラド州立大学 via Telegraph

(徳永智大)