アメリカは北朝鮮のハッキングを事前に知っていたことが明らかに

2015.01.23 15:00
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ソニー・ピクチャーズのハッキングに北朝鮮が関与しているとFBIが非難していましたが、なぜそんなに早く結論を出せたのかと疑問に思う人もいたのでは?

今回、新しいインタビューや文書から、どうやらNSA(アメリカ国家安全保障局)は攻撃の数年前から北朝鮮のネットワークに侵入しており、あの攻撃が目前に迫っているということを知っていたらしいということが明らかになりました。大量の機密文書によって、NSAが2010年に北朝鮮のコンピュータ・システムに侵入しようとしたということが明らかになったとニューヨーク・タイムズが伝えています。米国および諸外国政府元高官によると、侵入経路は中国国内のネットワークを通して行ったとのこと。

当初、NSAが「極秘国家安全保障プログラム」として開始した、北朝鮮のハッカーによるコンピューターやネットワークの使用履歴をトラッキングするために設置したマルウェアは、その後時間を経て、北朝鮮がネット上で行った活動を示す確たる情報源となりました。

実際、オバマ大統領はこうして集められた情報を決定的な鍵として、ソニー・ピクチャーズのハッキングに北朝鮮が関与しているという結論を出したようです。よっぽど決定的証拠がないと、あれだけ強く非難できませんからね。

FBI長官ジェームズ・コメイ氏によれば、いくつかの兆候を追跡したことで北朝鮮のハッカーがみつかったということです。オバマ大統領はたったひとつの証拠で北朝鮮を徹底的に非難する決意を固めたわけではなく、4年間のデータの蓄積によってFBIがその結論を提示したということだったようです。

となれば、その隠された証拠が以前に使われてきた可能性も考えられます。突き詰めていけば、NSAはソニー・ピクチャーズへの攻撃が目前であったことを絶対に知っていたということになります。ただその重要度を後々になるまで気付かなかっただけなのかもしれませんが。となると、なぜ防げなかったのか、という疑問の声も出てきそうですね。


source: New York Times

Jamie Condliffe - Gizmodo US [原文
(大場巧揮)

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