電子タバコ、通常のタバコより危険? 衝撃の新研究発表

    電子タバコ、通常のタバコより危険? 衝撃の新研究発表 1

    だからって通常のタバコを勧めるわけにもいかないんでしょうけど。

    電子タバコは従来の紙巻きタバコほど健康を害することはなく、非常に安全な新喫煙スタイルとなるか……? そんな期待を集めて登場してきたものの、実際には電子タバコが人体に及ぼす有害な影響について警告を発する調査なども、これまでに各方面から発表されてきましたよね。

    その中でも最新の調査発表が、米ポートランド州立大学(Portland State University)の研究チームによって、医学誌のNew England Journal of Medicine(NEJM)上で公開されたのですが、電子タバコの使用で有害化学物質のホルムアルデヒドを吸引してしまい、その結果、ガンを発症する確率は一般的な巻きタバコの使用時よりも高まってしまうことが明らかにされましたよ!

    同研究チームは、人間の肺をシミュレートした装置にて、電子タバコから発生する蒸気を吸入する実験を繰り返し、その蒸気のホルムアルデヒド含有量を検出調査したところ、通常のタバコより5倍から15倍も高い含有量になるケースがあることを発見。この状態で電子タバコから発生するホルムアルデヒドへ日常的に曝された場合、通常タバコの長期喫煙の影響と比較して、肺ガンの発症率は上昇する危険性があるとされていますよ。

    なお、今回の研究発表をめぐっては、どの銘柄の電子タバコを、どのような電圧で使用するかによってホルムアルデヒドの吸引レベルは異なるほか、そもそも実験のために製造された肺のシミュレート装置の吸引環境は、人間のユーザーが肺に蒸気を深く吸い込んで使用する状況とは隔たりがあるため、一概に電子タバコのほうが通常のタバコよりも危険だと結論づけることはできないとの指摘まで飛び出しており、物議を醸しているんだとか。

    電子タバコは新しいトレンドで、安全性を証明するためには多くの研究が必要だという事実は変わりません。まぁ、まったく人体に有害な影響を与えたくなければ、電子タバコであれ、通常タバコであれ、一切喫煙はヤメてねってことでもあるのでしょうかね~。

    source: NEJM via NPR

    Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文

    (湯木進悟)