監視プログラム「PRISM」はFBIが裏で手を引いていたとの報道

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…やっぱり?

国家安全保障局(NSA)による電子メールの監視は、FBIが主導したものだとニューヨーク・タイムズが報道しました。

このたび情報公開法にもとづいてニューヨーク・タイムズが入手した、231ページにおよぶ

米司法省(DOJ)がまとめたレポート。これによると、2008年にFBIは、NSAが監視プログラム「PRISM」で情報収集する対象となった電子メールアドレスを把握していたようです。FBIは、対象となった電子メールアドレスが米国民のものでないことを確認するためのやり方も定めていました。(そう、外国人の盗聴であれば、アメリカでは合法なのです…)

その後の2009年、FBIは未加工の通信データを令状なしで収集・分析し始めました。さらに2012年には、新しい電子メールアドレスと電話番号をNSAの監視対象として追加しました。

米司法省の総括監察官Michael Horowitz氏が記したところによると、さすがはFBI、監視する対象となった電子メールアドレスが外国人のものだと確認するのはお手の物だったそうです。

今回の報道で、PRISM事件の黒幕の正体に一歩近づけたかもしれませんが、公開されたレポートの大半は黒く塗りつぶされており、おそらく重要であろう部分は依然謎のままです。いつか全容が解明される日が来るのでしょうか? このままなかったことにされそうな気もしますが…。

source: ニューヨーク・タイムズ via The Verge

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(conejo)